来季20年目を迎える村松が徹底した肉体改造で復活を目指す。6年ぶりに古巣に戻った今季は右太もも裏など3度の故障に泣き、1軍出場はわずか29試合止まり。盗塁も17年ぶりのゼロに終わった。「何も言う材料はないから」と、20%(1600万円)減の年俸6400万円で更改した。

 「(肉体の)貯金がなくなった感じ。芯から鍛えたい」。秋季キャンプから「6年ぶりぐらい」の筋力トレに着手しており、年末は鳥取で従来の初動負荷トレーニングも行う。年明けには小久保の米アリゾナ自主トレに参加。「全試合ベンチにいるのは当然、全試合に出たい気持ちもある」。来年で38歳。大ベテランの闘志は衰えていない。
神内が2度目の交渉に臨み、200万円減の年俸2400万円でサインした。現状維持とみられた初回提示は400万円減だったことが判明。そこからダウン幅を200万円にとどめた。左ひじ手術から復活した今季は主に中継ぎで登板した中で、夏場に出場選手登録を抹消された期間は先発調整のためだった点を考慮されたもようだ。「(昨年春の手術からブランクがあり)試合慣れしていないと感じた。ひじのケアと、精神面を強化して臨みたい」と気持ちはすでに来季へ。馬原や摂津とともに熊本で行う年明けの自主トレで心身のレベルアップを図る。
村松は怪我で1軍での出場が少なかったですし、これぐらいは仕方ないですね

ベテラン外野手の復活は外野のポジション争いを激化させるので、頑張って欲しいですね

神内は以前のような威力のあるストレートが影を潜めましたが、それも手術をしたからと思います

来年に向けて、新しい自分を見つけて、先発若しくは左の中継ぎとして頑張ってもたいたいです