三瀬が来季7年目のテーマを「全力投球」と「50試合登板」に定めた。プロ入り最少の登板数(17試合)にとどまった今季は防御率も6・30と散々。「何もできなかった」と、1000万円減の大幅ダウン提示も受け入れた。B組で過ごした秋季キャンプではA組も含めて最多の1620球を投げ込んだ。「いい感じで腕が振れるようになった」。例年通り、年明けからは城島(阪神)の佐世保自主トレに参加。復活への足場を固める。
サイド右腕の藤岡が「先発一本」で来季5年目に臨む決意を示した。今季は苦しいローテ事情もあり、交流戦前から先発に配置転換。先発右腕ではジャマーノに並んで2番目に多い5勝を挙げながら、白星を上回る黒星の数(8敗)と4・60の防御率から100万円の微増にとどまった。「負けを減らせば2ケタに近づけると思う。倍勝つつもりでやりたい」。カウント球としてスライダーの習得にも燃えており、ローテ定着を目指す。
投手陣最年長の水田章雄投手(36)が「リーダー料」も加味され、800万円増の年俸4000万円で一発サインした。勝利の方程式「SBM」につなぐなど自己最多の46試合に登板した今季は、ブルペンのまとめ役としてもハッスル。「自分では最低限の仕事だったと思うが、目に見えない部分も含めて評価をしていただけた」と大幅昇給に喜びをかみしめた。

 来季37歳のベテラン右腕。摂津、ファルケンボーグ、馬原で構成する「勝利の方程式」への参入に関しては、首を横に振りながら“遠慮”した。「僕が投げるのは、彼ら3人の前でいい。ただ、来年はいい意味でもっと『自己中心』になって、個人の成績をもっと上げていきたい」。それが7年ぶりの優勝につながる、と言いたげに心優しい男はうなずいた。
復活の兆しは見せた三瀬ですが、やっぱり1年目の事を考えると物足りないですよね・・・

来年はもう少し安定感が欲しいですね

藤岡はもっと上がっても良かったのですが、負け数が多いというのがマイナスになったみたいですね

ただ、苦しい先発陣の穴を埋めたのを評価してもいいと思いますが・・・

いつ出るか分からない状態でも、ある程度の成績を残し、SBMにつないでくれました

月刊ホークスなどでも、ブルペンの雰囲気が良いと書いてますし

ベテラン水田の力が大きいんだと思いますし、球団もそこを評価した形ですね