野茂さん、宮崎で待ってます! 福岡ソフトバンクの来季ヘッドコーチに就任した大石大二郎ヘッドコーチ(51)が26日、就任早々の「ラブコール」を受けた。ホークスナインは現役時代に4度の盗塁王に輝いた実績に加え、近鉄、オリックス時代からの豊富な人脈にも期待。日米通算201勝を誇る野茂英雄氏(41)の「臨時コーチ」招聘(しょうへい)を期待する声も挙がっており、大石ヘッドの獲得に動いた球団フロントも全面バックアップの構えだ。 衝撃のヘッドコーチ交代から一夜。球団フロントが「体制の活性化」を託した大石ヘッドに、早くもラブコールが相次いだ。通算4度の盗塁王に輝いた職人芸の伝授はもちろん、オリックス監督も務めた大物の人間関係にも期待が集まった。 「大石ヘッドには『新しい血』を期待しています。人脈? それも含めて、チームのプラスに変えてもらいたい。そういう要望の中で獲得しましたから」。大石ヘッドへの秘めた要望を、竹内孝規最高執行責任者(COO)は明かした。 オリックス監督を務めた2008年の高知秋季キャンプ。大石ヘッドは超大物の臨時投手コーチを3日間限定で招聘(しょうへい)した。近鉄でともにプレーし、日米通算201勝を成し遂げた“元祖トルネード”の野茂英雄氏だった。 野茂氏の野球への情熱と技術に対する信奉者は多い。オリックスの抑えだった加藤らに伝家の宝刀フォークを伝授。加藤は「今までの3年(の練習)を5分で超えた」と絶句した。今季はテクニカルアドバイザー(TA)に就任。再び春季キャンプで指導した。 大石ヘッドの就任で、ホークスでも“野茂臨時コーチ”を期待する声が上がった。「フォークに限らず、投げる感覚を聞いてみたい。そういう機会は、なかなかありませんから」。来季の完全復活を期す馬原は貪欲(どんよく)な思いを口にする。 今季のチーム防御率はリーグ2位の3・69と好成績。だが、さらなる飛躍のためには球団フロントも協力を惜しまない。竹内COOは「あとは現場がどう考えるか。現場の要望があれば、最大限にバックアップします」と明言。野茂氏はオリックスとのTA契約が今月で満了。立場的にも障害は見当たらない。 秋山監督は秋季キャンプで、コーチと「お互いにものが言える」関係を構築。投手陣も直接指導するなど、自らが目指す「垣根のない指導」を実践した。今後の秋山監督と大石ヘッドとの話し合いでも、投手関連の「ビッグプラン」が議題となる可能性は高い。 福岡市内のホテルであった球団納会で、秋山監督は「勝負の世界は必ず結果が出る。この悔しさを忘れないで、来年へ向けてやってほしい」とあいさつした。7年ぶりのV奪回を狙う2010年。秋山ホークスは、チーム強化へ全精力を注ぐ。大二郎の要請で、今年オリックスのTAになった野茂ですが・・・
自身も近鉄という事で統合されたオリックスでのコーチを引き受けたんだと思います
野茂がホークスの練習に来るなんて考えられないんですけどね・・・
ただ、ホークスには無い人脈を持ってるのは確かなので、そういう意味では楽しみですね