ドラフト指名選手の紹介をしようと思っていたのですが、すっかり忘れてました(汗)
ということで、1巡目の選手から紹介して行こうと思います
1メートル71、70キロ 内野手 右投げ右打ち 明豊高校
大分県別府市出身で、野球部監督の父、コーチの母、野球をしている兄弟の野球一家で育ち
幼稚園のころから別府大平山少年野球部で小学生に混ざって試合に出場
投手は小学3年から。明豊中3年の時にエースとして全国大会に出場も、初戦敗退
明豊高校には遊撃手として入学、1年の夏の大会から背番号16をもらうものの
夏からは安定感を買われ投手兼任となり、今の形となります
1年秋には県大会優勝、九州大会優勝と1番バッターでありながらエースとしても活躍し
公式戦打率.540、九州大会決勝では 沖縄尚学に1失点完投勝利などで注目選手へ
チーム初の選抜出場に貢献するも選抜は初戦敗退・・・
2年秋は再び県大会優勝、九州大会は4強止まりも2年連続選抜出場を果たします
3年春からは控え投手となり選抜には三塁手で出場も、2回戦で菊池擁する花巻東に敗れるも
リリーフとしてマウンドにも上がり甲子園では最速149キロを記録しスタンドを沸かせます
その選抜後、大きく変わった事がありました
今宮の紹介である高校通算62HRですが、2年間で32本しか打っていません
つまり、選抜以降4ヶ月で30本ものHRを打っています
これは選抜で打てなかった菊池のインコースを打つ為に練習した結果だそうです
その今宮の活躍もあり、明豊は3度甲子園に戻ってきました
初戦から島袋・秋山・庄司と高評価の投手から勝利を奪い、再び花巻東と対戦します
結果は延長10回にリードを奪われ力尽きます・・・
しかし154キロをマークするなど投手としての能力高さも見せてくれました
試合終了後、泣いてるナインとは違いさわやかな笑顔で甲子園を去ったのも記憶に新しいと思います
そんな今宮を評価する時、「体は小さいけど・・・」と前置きがありますが
その後に続くのは「リストが強くバネもあり、足も速く肩も強い」と身体能力の高さをあげます
井口や松井稼のようになるのでは!?とも言われるほどです
ミート力もパンチ力もあり、将来のクリーンアップ候補と言われてますが
それには乗り越えないといけない壁があります
今宮はバッティングセンスもあり、外の球をさばくのは上手いのですが
ウィークポイントはインコースです
3年の選抜でも打球が右方向にしか飛ばず(意識的だったみたいですが)
インコースが打てなかったので、選抜以後インコース克服を試みますが、その精度は高くありません
それでも4ヶ月で30HRを打つほどの能力と負けん気の強さがあります
選抜・夏と菊池を打てず、プロでリベンジを誓ってる今宮ですが
幸いにも同じリーグになり、対戦する事も、菊池の活躍を耳にする事も多くなると思います
甲子園で打てなかった悔しさを持って練習に取り組めば、インコースも克服出来ると思います
今現在では川﨑の後釜というような事が言われていますが
サード・ショートに加え、セカンドも可能性があるみたいですし
先輩に良い刺激を与えつつ、追い越して欲しいですね