基本的に一眼の方がコンデジより高画質です

それは「1000万画素」などという数字ですぐに見分けがつきます

では同じ画素数のものは画質は一緒なの!?

答えはノー!!です

デジタルカメラのレンズから入ってきた光は撮像素子(CCD:シーシーディーや、CMOS:シーモスなど)

というところで光の強弱を測り、デジタルデータ(ピクセル)に変換しています

ここでは撮像素子のCCDについて説明しようと思います

CCDには小さな光を受けるマス目が方眼紙のように並んでいて

このマス目数(画素数)が多いほど微妙な色の変化を受光することができるのです

デジタルデータ(カメラやPCの画面など)が点の集合だという事を考えると

点が多いほど色使いを綺麗に出来るのは想像できると思います

で、高画素数=高画質は間違いありませんし、より高画質にしようと思えば

CCDのサイズを大きくすれば高画素数=高画質になります

つまり、同じ画素数でもCCDの数字が低ければ画質も悪いという事です

意外と1000万画素という数字しか見ない人が多くいると思います

ここで、実際のカメラのデータをご紹介します

キャノンの新しい機種なのですが
IXY DIGITAL 930 IS 1/2.3型CCD・総画素数約1,240万画素 有効画素数 1210万画素

PowerShot S90 1/1.7型CCD・総画素数約1,040万画素 有効画素数 1000万画素
2.3型や1.7型という数字がCCDのサイズの事です

この数字、小さい方がサイズが大きいのでご注意を・・・

上の2つだと総画素数が高い930を選びそうですが、S90の方がCCDのサイズは大きい・・・

正直、これだとどっちが良いのはわかりませんが(汗)

さらに、レンズの仕様でも若干変わるので

複数のメーカーで候補の機種があるときにCCDのサイズもチェックするのがいいと思います

さて、上のデータの中に総画素数と有効画素数というのと、さらに記録画素数というのがあります

総画素数というのはCCD全体にある画素の総数です

しかし、このCCDの周辺にはノイズが起こったりするので、使えない部分があります

その部分を除いた画素の数です

プリントする用紙サイズと、余白をのけた印刷部分という感じでしょうか・・・

記録画素数はメモリーカードに記録される画素数ですが、基本的に有効画素数とほぼ同数となります
「総画素数:530万画素、有効画素数:500万画素、記録画素数:2,592×1,944」というデジタルカメラの場合、「記録画素数:2,592×1,944 = 5038848画素」となり「有効画素数:500万画素」とほぼ一致します。
今回はちょっと頭が痛くなる記事だったかもしれません(汗)

もし、よく分からない用語などがありましたら、言ってもらえれば記事にしますので・・・