技術の高さを見せつけた区切りの一打を、秋山監督はメジャー最高の“安打製造機”になぞらえた。「うまかったね。イチローみたいな打撃だったね」。故郷熊本の後輩であり、チームの主砲でもある松中の通算1500安打を称えた。 通算1500安打を指揮官は「通過点」と考えている。「信彦は大きなケガをしないからね。3割打つ人はシーズンに(安打を)170本ぐらいは打てる。あと3年ぐらいかな」。自身も達成した通算2000安打に早くも期待を寄せた。 松中の入団当時、秋山監督の脳裏に焼きついている光景がある。「みんな『オレが一番重いのを挙げる』ってね。競い合っていたよ」。球場のウエート室。若き日の松中をはじめ、井口(現ロッテ)、城島(現マリナーズ)らが先を争って筋力トレに励んでいた。 豪華なライバルと鍛えた肉体が、無類のタフネスの基礎を築いた。「若い時はそんな時期が必要。競い合う仲間も大事だよね」。秋山監督は自身の通算2157安打超えも期待する。「(41歳の)金本なんかをいい手本にして、そこを目指せばいい」。松中なら決して不可能ではない。今年はHRでもわかるように調子が良い松中です
ここ数年は後ろで打つ選手が弱く勝負を避けられる事も多かったですが
今年は小久保・長谷川・オーティズといるので、勝負を選択せざるを得ない場面も増えると思います
そうなれば松中のヒットの数も増えるでしょうし、2000本も2157本も十分可能だと思います
ぜひ秋山超えを期待したいですね!