主将の一打でほぼケリはついても、5番打者には大仕事が残っていた。9回2死二塁。カウント2-2からの5球目、川崎の甘く入ったチェンジアップを長谷川がとらえる。鷹党、いやプロ野球ファンの期待を乗せた打球は-カシャンと音を立て右翼フェンスを直撃。「打った瞬間は意識したけど、角度的に無理でした」。サイクル安打に約1メートル届かず苦笑したが、適時二塁打で4安打だ。 前夜の沈滞ムードを初回から吹き飛ばした。1死満塁で清水の内角カットボールを中前にはじき返すと、高く弾んだ打球が中堅手の頭上を越え三塁打に。「積極的にいって、自分で走者をかえそうと思っていた」。続けて3回も右翼線二塁打を放ち、5回には中前打。8回先頭では角度さえつけば…という二直だった。 それでも最終打席で欲は出さなかった。「内角の直球を詰まらせて左前に落とす意識」。4安打、4打点とも自身初。「今までやってきたことができた」。打率は本多を抜いてチームトップ・378に。下地がある。 レギュラー定着しかけていた昨年8月、試合前のバント練習で左手小指を骨折。即手術の故障で離脱したまま王監督ラストイヤーを終えた。秋季キャンプ後にボルト、プレートを除去した患部はまだ十分に曲がらず、右手の人さし指に乗せてバットを握る。力は入りにくいが、打者としての一大転機になった。「上体の力に頼らない打撃を身につけよう」 オフは独身寮の前に広がる砂浜、近隣にある神社の108段の階段を駆け、新人合同自主トレのように走り込んだ。もともと練習で本拠地ヤフードームの右翼席中段まで運ぶパワーの持ち主。飛距離は同じでも、今は感覚が違う。「ムチャ振りしなくても飛ぶようになった」。苦節の末の下半身強化が効いてきた。 「調子がいいからね。いいんじゃない。イケイケドンドンでやればいい」。西武時代の1989年にサイクル安打をやってのけた秋山監督は背中を押した。3番不在で松中、小久保が打順を上げ、“繰り上がり”で5番に座って3試合目。このまま主軸にどっかと腰を下ろしそうな勢いだ。昨日はあと少しでサイクルヒットという大爆発をした長谷川ですが
注目したのはタイトルにもあるように自分で返そうと思った気持ちです
ホークスの選手の足りない物がここにあると思います
チャンスなのにピンチのような顔でバッターボックスに入る選手達・・・
消極的なバッティングで打てる訳がありません
チャンスに回ってきた事を嬉しく思うようにならないと、この流れは変わらないでしょうね
あと、昨日の記事にあったのですが、一昨日の1・3塁での川崎の併殺打(昨日もありましたね)
あの場面で1点でも入っていれば・・・と川崎がいいましたが
ショート正面の強い当たりのゴロでした
1点欲しいのなら、自分のバッティングをするのではなく、ボテボテのゴロを打って
併殺崩れで1点を取るようなバッティングをしなければいけません
時に状況を把握して、自己犠牲のバッティングで点を取る事が必要です
ホークスの選手にはそういう姿勢もないですね
あの場面で1点でも入っていれば・・・と川崎がいいましたが
ショート正面の強い当たりのゴロでした
1点欲しいのなら、自分のバッティングをするのではなく、ボテボテのゴロを打って
併殺崩れで1点を取るようなバッティングをしなければいけません
時に状況を把握して、自己犠牲のバッティングで点を取る事が必要です
ホークスの選手にはそういう姿勢もないですね