左ひじ手術からの復帰を目指す神内が、2軍教育リーグでの連投テスト初日を上々の出来栄えでクリアした。

 最速140キロの直球に加え、カーブ、カットボール、チェンジアップも交え、1回を3人で片づけた。「納得のいく投げ方ができました。今日は結果重視で、捕手の要求どおりに投げました。1軍は結果ですしね」。きょう15日も登板し、問題がなければ1軍に合流する。
完全復活への確かな手応えを得た。福岡ソフトバンクの大隣憲司投手(24)が14日、教育リーグ広島戦(由宇)で先発。昨秋の左ひじ遊離軟骨除去手術以来、初の実戦登板で3回を3安打無失点に抑えた。「ある程度は投げられた。順調ですね」。昨季11勝のチーム勝ち頭は、昨年8月27日のオリックス戦以来、199日ぶりの実戦マウンドに納得の表情を見せた。

 舞う粉雪も不安も、その左腕で払い落としていった。1球ごとにキレを増した直球は最速142キロを計測。3回2死二塁、安倍に対しフルカウントから投じた直球は惜しくもストライクゾーンの上。「攻めての四球だったんで」と唯一の四球にも悔いはない。

 前日からのスライド登板に加え、変わりやすい天気を心配した首脳陣の判断で、この日朝に急きょ先発に変更。だが、それに動じることなく、予定の3回を投げきった。「ブルペンよりしっかりした球がきていた。思っていたよりずっとよかったね」。斉藤2軍投手コーチも安堵(あんど)感を漂わせた。

 「スライダーは思い通りのコース。チェンジアップも低めに投げられた。直球がシュート回転していたけど、最後は枠に入りましたしね」。修正点は体の開きと自覚している。今後は走り込みや特守で体をいじめながら、20日の交流試合に登板する。

 「開幕1軍にいたい気持ちはあります。ただ、このペースだと1、2週遅れる感じですかね」。まずは万全の状態に仕上げ、復帰後のフル稼働を目指す。
ロングリリーフの出来る中継ぎがいないホークスにとって高橋と並んで神内は大きな存在です
さらに懸案の左投手ですからね
手術明けながらも順調にきて、連投テストするまでになりました
このまま今日も調子よく投げれれば1軍ということですし、楽しみですね
大隣は報道にもあったように1~2週間遅れという感じみたいですね
開幕のローテーは何とか揃いそうな感じなので、万全の状態で本人の開幕を迎えて欲しいですね