巨大屋根も秋山ホークスを支援! 竹内孝規最高執行責任者(COO=48)が3日、秋山幸二監督(46)の強力バックアップ計画を明かした。今季はヤフードームでの主催試合で、定期的に屋根を開放。苦手の屋外試合対策をアシストする。

 竹内COOは「今年は定期的に屋根を開けたい。まだ現場と話はしていないが、(パの本拠地に)屋外球場はあるわけだから」と説明。昨季も屋外試合で19勝24敗と苦戦しており、今後は秋山監督と具体的なスケジュールを検討する方針だ。

 昨年6月5日は、秋山監督(当時チーフコーチ)が「屋根を開けて練習しましょう」と発案。屋外球場が多い交流戦後半戦を見据えた「準備」だったが、その成果もあって交流戦を初制覇。9月10日の楽天戦は9年ぶりに試合で屋根を開け、連敗を「4」で止めた。

 世界最大のチタン製屋根の開放費用は、1度につき約100万円とされるが、球団も有効な“投資”は惜しまない。竹内COOは「屋外球場に慣れる意味もある。開放の時期? 夏場は別として、気候のいい時期になるでしょう」と話した。

 新人工芝への張り替え作業など、本拠地のリニューアル作業は2日に終了。きょう4日の楽天戦からファンにお披露目となるが、屋根の開放も大きな話題を呼ぶのは確実。秋空の下で秋山監督の胴上げが実現すれば…。ファンの記憶に残る名シーンとなりそうだ。
去年は沈滞ムードを変えるべくドームの屋根を空けて
野村監督から「そこまでやらなあかんのか」と言われてしまいました
金額の影響から閉められた状態で試合をしていましたがダイエー時代は結構開いていました
ドームは天候の左右されないので良いのですが、やっぱり野球は広い空の下で見たいですよね