逆襲イヤーの新兵器だ-。2年目の大場翔太投手(23)が3日、新球としてシンカーの習得に励んでいることを明かした。この日のブルペン投球でもシンカーを交えながら110球。「もっと練習して実戦でも試してみたい」と前を向いた。 開幕ローテを目指し、新たな武器を磨いている。自主トレの際に遊びで投げていたというシンカーだったが「投球の幅を広げるためにも使ってみようと思った」。この日のブルペンでも10球程度の試投。「もうちょっと実戦までは」と首をかしげたが、手応えはある。 「左打者に対して沈みながら逃げるので有効。右打者にも詰まらせて内野ゴロを打たせられる」と使用法を頭に描いた。昨年は直球、スライダーにフォークと球種が少ない面も不安要素に挙げられた。「まずは直球ですが、カーブも良くなってきた」とうなずいた。 順調な調整だが、思わぬ落とし穴もあった。前日のメンタルトレーニング講習会では、1月30日に行ったスポーツ心理テストの採点が返ってきた。「勝利への意欲は満点でしたが、それ以外は…」。ナインから「平均点を下げるなよ」とちゃかされた。 ■「初」の100球超え それでも「野球も生活でもポジティブにしなきゃならないと学びました」と前向きに理解。「絶対勝たなきゃいけないとか考えると硬くなってしまう。リラックスも必要ですね」と久々に大場スマイルも輝いた。 これで3日連続のブルペン入り。球数も初めて100球を超えた。「もうちょっと投げたかったけど、内転筋が張ってきた。ここが張るのは状態がいいときです」。2年目の逆襲へ、何が起きても前進する。去年の大隣のように今年に活躍の期待がかかる大場ですが
正直、去年の投球を見る限りでは今年も簡単にはいかないでしょうね
大場の場合はかなり修正しなければいけないと思います
でも、前へ進むしかないですから、1つ1つ課題をクリアして頑張って欲しいですね