ブログを始めてから3回目の1月17日が来ました
時間が経つにつれて忘れていかれる記憶・・・
震災経験者として、今自分に出来る事はこうやってブログで書く事だと思って一昨年書き始めました
最近になって交流が始まった方もいますし、ブログを始めた当初から交流がある方もいます
読んでいただけたら幸いと思い、過去の記事も載せておきます
街は復興しても、心の傷が癒される事が無い人も今なお多くいます
14年という歳月が流れても、前を向く事が出来ないひともいます
それは何年経っても同じ事なんでしょうね・・・
今年はどういう事を書こうかと考えました
大切な人を失くした人の心の中を知る事は出来ません
ここ2年はそういう事を書いてきましたが、今年は別の角度から書かせていただきます
11月の半ばを過ぎると街はクリスマスモードに入ります
お店や家庭でもイルミネーションで飾り、街は彩られます
お店や家庭でもイルミネーションで飾り、街は彩られます
そして12月、神戸でも大規模なイルミネーション点灯があります
それが神戸ルミナリエです
それが神戸ルミナリエです
このルミナリエ、当初は阪神大震災の発生を契機に鎮魂と追悼
街の復興を祈念して震災で激減した神戸への観光客を呼び戻す目的で開催される運びとなりました
街の復興を祈念して震災で激減した神戸への観光客を呼び戻す目的で開催される運びとなりました
ここ数年は不景気の影響で資金繰りが難しくなり毎年のように開催が危ぶまれています
そうした中、実行委員会は募金を呼びかけています
そうした中、実行委員会は募金を呼びかけています
毎年400万人近くの来場者があるルミナリエですが、思ったように募金は集まりません
その1つの要因として、このルミナリエに対する認識が間違っている人が多いのではないか!?
という事です
という事です
失った観光客を呼び戻す為でもありますが、それ以上に鎮魂と追悼が本来の目的です
それが時間が経つにつれ、単なるイベントと思われるようになってしまい
開催が危ぶまれても募金が集まらないのだろうと言われています
それが時間が経つにつれ、単なるイベントと思われるようになってしまい
開催が危ぶまれても募金が集まらないのだろうと言われています
さらに、97年からは公認の露店が並ぶようになりました
この露店も、近年は会場の雰囲気に配慮されているのか以前のような
派手な露店の装飾は見られないようになり、統一された看板を掲げ質素な露店群となっていますが
観客の露店からのゴミの問題も出ています
この露店も、近年は会場の雰囲気に配慮されているのか以前のような
派手な露店の装飾は見られないようになり、統一された看板を掲げ質素な露店群となっていますが
観客の露店からのゴミの問題も出ています
そして、その露店は震災犠牲者を鎮魂するイベントにそぐわないとの意見も出ています
ルミナリエの開催で神戸に訪れる観光客は回復し、同時に神戸の復興も手助けいただきました
しかし、その一方で震災犠牲者の鎮魂と追悼という意味合いが薄れてしまっています
しかし、その一方で震災犠牲者の鎮魂と追悼という意味合いが薄れてしまっています
もし神戸に足を運ばれ、ルミナリエを見る時は「綺麗だな」というのと共に
犠牲者の冥福を祈っていただけたらと思います
犠牲者の冥福を祈っていただけたらと思います