ソフトバンク柴原洋外野手(34)が、球団から複数年契約を提示され、2年総額2億4000万円プラス出来高2000万円でサインした。今季は96試合出場にとどまり、打率2割7分7厘、3本塁打の成績に終わったが、シーズン後にFA権の行使について検討。「自分の立場が中途半端で、ほかのチームで求められたら、とも考えた。でも、チームとして必要だと代表に言ってもらえたのがうれしかった」。年俸は今季の1億3000万円から1000万円ダウンしたが、複数年契約の提示に誠意を感じたという。柴原はダイエー時代の04年3月、1度は3年総額4億8000万円(金額推定)の複数年契約を結んでいた。だが、そのオフの契約更改で「1年、1年が勝負」と自ら契約を解除し、単年契約に切り替えていた。「こういう悩みは今年で最後かな、と。若いやつらのため、チームのため、強くなるためになれればいい」と、生涯ホークスを宣言した。自分との勝負をしながら、若い選手の見本となるのは難しいかもしれませんが
全力で取り組む背中を見て、若手は何かを感じてくれると思います
生涯ホークス宣言はファンにとって嬉しいことです
若手の為に、自分の為に、チームの為に頑張ってもらいましょう