■「ただ投げたい」 言葉を選びながらも固い決意を口にした。「もう球団に迷惑はかけられない。次に迷惑をかけたら、覚悟を考えないといけない可能性がある」。最下位に沈んだ責任を誰よりも感じているエースが来季、野球人生をかける。その熱い思いが斉藤からあふれ出た。 3年契約は今季が最終年。12月22日に新たな契約を結び直す。「野球に集中できるからよかった」と複数年のメリットは味わった。ただ、今季の1軍登板は「0」。「(単年でも複数年でも)何でもいい。ただ投げたい」と、単年勝負で結果を出す覚悟を固めている。 2005年オフに2億5000万円プラス出来高で3年契約を結んだ。初年度の06年は、最多勝など投手4冠にパ・リーグ投手初となる2度目の沢村賞に輝いた。一転して2年目の昨季は右肩痛に悩まされて6勝止まり。そして今季は1軍のマウンドに上がれなかった。「契約については何も言う材料がない」。今季も含め、2年連続で結果を残せなかった責任は自身で背負うしかない。 復活にかける意気込みは、当初予定していた秋季キャンプ中のブルペン入りを断念したことからもうかがえる。「焦って投げても」と、慎重に準備を進めた結果だったことを強調した上で「今は投げたくて、投げたくて…。ストレスがたまっていますよ」と現在の心境を吐露。「野球人生のために我慢したい」と続けた。 ■ダウン提示必至 投球練習再開については「年内にと思っている」とあらためて明言。4月3日の開幕マウンドに立つ決意を込めた。 単年か、複数年か。来季の契約について球団サイドは態度を明確にしていない。ただ角田代表は「右肩は“勤続疲労”の部分はある」とエースとして03年からの4年間で64勝を挙げた実績を考慮することを示唆。「そう言っていただけるのはありがたいけど、契約のことは考えていない」。ダウン提示は必至だが、斉藤は視線を前へ向ける。 選手会長としての今季の役目も、この日の納会で一区切り。復活だけを見据えるエースが、勝負の年へスタートを切る。勤続疲労でのリタイアだからと言われても、本人は投げる事が出来ないのですから
言い訳も出来ない状態です
今年1年投げていない和巳に来年の活躍を期待するのも酷な話です
来年も投げられなかったら・・・という事なのか
それとも来年に治して投げる為に単年契約なのか・・・
実績・成績以上に和巳の存在は大きなものですから
ホークスには必要な選手には違いありません
来年、ユニホームを着て投げる姿を見れるといいですね