秋山ホークスの初陣は「侍ジャパン」との一戦!? 福岡ソフトバンクの秋山幸二監督(46)が、巨人の原辰徳監督(50)が率いる第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表を相手に“実戦デビュー”する可能性が出てきた。来年2月のホークスの春季キャンプ地と、WBC日本代表の合宿地は同じ宮崎。WBC日本代表監督の相談役も務める王貞治最高顧問(68)は16日、両チームによる練習試合を組む可能性を示唆した。 ■世界制覇へ協力 「侍ジャパン」の金メダル獲得のため、秋山ホークスも協力は惜しまない。来年2月の宮崎春季キャンプ中に、両チームによる練習試合が組まれる可能性が出てきた。心躍るプランを明かしたのは、日本代表相談役を務める王最高顧問だ。 「(日本代表の練習試合は)何試合か組むことになるでしょう。宮崎にいるわけだし、ウチや巨人、西武なんかも相手ができる。オレたち(第1回大会)も4試合ぐらい組んだのかな」 韓国、台湾、中国と戦う第1ラウンドは、3月5日に東京ドームで開幕する。WBC日本代表も2月15日から22日まで宮崎で合宿するが、クリアすべき課題の一つが実戦感覚。大会本番までの期間は限られており、実戦の機会は多いに越したことはない。 秋山新監督率いるホークスにとっても、練習試合が実現すれば願ってもない初陣だ。相手は日本中の注目を集める「侍ジャパン」。川崎、杉内、和田ら主力は日本代表候補入りが確実視されている上、若手にとっても絶好のアピール機となる。 秋山監督も「こちらも20日すぎからは実戦をやっているわけだし、いいんじゃないかな。刺激になるし、若い選手にはいい経験になる」と大歓迎。秋季キャンプで若手が成長しており、来春は楽しみな要素が多い。 ■最強布陣ズラリ WBC日本代表は、宮崎合宿後に大阪と東京で強化試合を予定。宮崎での練習試合は原監督の意向が最優先される。もっとも、自らの考えで合宿地をグアムから宮崎に変更したこともあり、せっかくの“地の利”を生かさない手はない。 第1回大会で初代世界一に輝いた王最高顧問は「今度はもっと内容が濃くなる」と断言する。先日発表されたベネズエラ代表にも、豪華な現役メジャーリーガーがずらりと顔をそろえた。ドミニカ共和国なども最強チームを結成する方向だ。しかも、中南米勢は11月から翌年2月までカリブ海地域で開かれるウインターリーグで、実戦感覚を磨くことが可能とされる。日本中の期待を背負う「侍ジャパン」がライバルに後れを取らないためにも、秋山ホークスが一肌脱ぐ可能性は大いにありそうだ。日本代表にとって実戦練習は大事でしょうし、こういうのは必要だと思います
ホークスにとっても若手のアピールの場となりそうですし
2軍にいると対戦できないトップレベルの選手との対戦はプラスになるでしょうね
1次ラウンドを突破しても、各国がベストメンバーを集めればかなり苦しい戦いになると思います
その時に叩かれないように準備だけはしておかないといけないでしょうね