秋山幸二監督(46)が「自主トレ3カ条」を掲げた。自身の22年間のプロ人生の礎には、毎年オフの充実した自主トレがあったことを強調。秋季キャンプで鍛え上げた肉体と精神を維持するため、(1)1人でやるな(2)他競技を取り入れろ(3)メリハリをつけろ-とナインに求めた。 秋季キャンプも休日を含めて残り5日。フリー打撃を見つめながら、秋山監督は「みんな力強い打球を打てるようになった」と目を細める。とはいえ、誘惑満載のオフに、せっかく鍛え上げた肉体が“リバウンド”してもらっては困る。そこで指揮官が自身の体験をもとに掲げたのが「自主トレ3カ条」だ。 (1)1人でやるな 秋山監督は西武の2軍時代、寮に隣接する室内練習場で他の若手と一緒にみっちりと練習をこなしてきた。ホークス移籍後はグアム自主トレに松中を帯同。若手の成長を自身の刺激とすると同時に、松中を徹底的に鍛えて三冠王へと成長させた。 「1人でやるより、複数の方がいい。刺激になるからね」。今オフも松中のグアム自主トレには松田が帯同予定。和田には藤岡が弟子入りする。小久保、斉藤のアリゾナ自主トレには、昨年に引き続いて江川が参加。こうした「自主トレの輪」の拡大を望む。 (2)他競技を取り入れろ 自身がグアムで取り組んだのは「水泳」。クロールだけではなく、背泳ぎ、バタフライなど、さまざまな泳法で大胸筋、背筋など上半身をいじめ抜いた。「サッカーやバスケットとか、何をやってもいいんだ。それで自分の体づくりにあったものを見つければいい」。他競技へのチャレンジは、野球での新たな発見につながるという。 (3)メリハリをつけろ 肉体ばかりを追い込んで、キャンプインを前に精神的にまいってしまうようだと意味がない。自主トレは温暖な土地で行い、好きなものをどんどん食べてもOKという。「アルコールもいいんじゃない。メリハリが一番だからね。おれはゴルフもしたよ」。トレーニングを離れたときは完全にリラックス。自分を律しすぎず、オンとオフのスイッチをきちんと切り替えれば燃え尽きることはない。 さて、2月1日にナインはどんな顔つき、体つきでチームに戻ってくるか。秋山監督は、3カ条の成果を楽しみに待っている。秋山も自身の経験からの話だと思いますし
まだまだやれるという事も練習で証明していますし
説得力のある発言になるでしょうね
一番大事なのはメリハリだと思います
自分をしっかり管理できる選手は大丈夫でしょうが
経験の少ない若手は先輩と一緒に練習することでプラスになるでしょうね