ソフトバンクは今季限りで退団となった元中日のタイロン・ウッズ内野手(39)の獲得を発表した。 貧打に泣き、屈辱の最下位に沈んだ今季を踏まえて、ホークスは主軸を打てる外国人獲得に向け、国内外国人を軸に調査を進めてきた。 当初は打撃だけでなく守備に就ける外国人を軸に検討していたが、松中・小久保も守備に就ける事が今季証明された事で条件を緩和させ、DHでの起用にもGOが出た。 その為、楽天のホセ・フェルナンデス内野手やロッテのフリオ・ズレータ内野手なども候補に上がったが、最終的には今季35本の本塁打を放ちながらも、来期も指揮を執る落合監督の構想から外れている中日のタイロン・ウッズ内野手に的を絞り、水面下で交渉を重ね、この度獲得の発表となった。 新体制の補強の目玉として期待されるタイロン・ウッズ内野手(39)は「自分に求められている事はわかっている。秋山監督を胴上げ出来るよう、チームの勝利に貢献し、全力でプレーするだけ。」と語り、これまで3度の本塁打王を含む6年連続35本塁打以上、一度の打点王を含む4年連続100打点の実績を引っさげ福岡の地にやってくる。 推定年俸4億円プラス出来高の1年契約で、背番号は「42」となる。

23日、秋山新監督と福岡市内でツーショット会見に臨むウッズ選手