シーズン101敗(61勝)からの立て直しに向け、マリナーズ次期GM候補にメッツ育成担当のトニー・バナザード氏が挙がった。大リーグの公式サイトによると、すでに面談を行ったという。同氏は日本の南海、ダイエーで活躍。大リーグ選手会の専務理事特別補佐も務めた。地元紙によると、このほかドジャース球団首脳の女性、キム・アングさんの名前も挙がっている。マ軍は6月にバベシGMを解任、パラクダスGM補佐が代行を務めていた。 
さて、この名前を出して喰い付いてくれる人は何人いるのでしょうか!?
TOKUさん、待ってます(笑)

とりあえず、トニーとは・・・
日本では1988年~1990年に南海・ダイエーに所属。主にトップバッターとして、3年間活躍する。小柄ながら俊足巧打で長打力もあり、来日1年目の1988年に28試合連続安打を記録(1993年に横浜ベイスターズのグレン・ブラッグスに抜かれるまで、外国人選手における連続安打記録だった)するなど頼りになる助っ人だった。

しかし非常に短気で乱闘を起こすことも多く、前述の1988年には8~9月だけで3度の退場処分を受けている。またその人相だけで相手投手を怖がらせる程であり、当時日本ハムファイターズ戦で登板中の武田一浩投手の下に自分のスイング後にすっぽ抜けたバットが飛び、普通ならグラウンドインしてしまったバットは一・三塁のコーチが受け取りバッターに渡すものであるが、この時はバナザードが直々にマウンドの所まで、しかも小走りなどでなく武田の顔をじっと睨みながらゆっくりと歩を進めた為、武田が非常に動揺している様子がテレビ番組で度々珍プレーとして紹介されている。

現役引退後はエージェントとして活躍。その後、メジャーリーグ選手会(MLBPA)専務理事補佐を経て、現在はニューヨーク・メッツで育成担当副社長を務めている。
メジャー10年での成績
試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 四球 三振 打率 出塁率 長打率 
1071 3700  523  970    177     30     75  391  113  428  606 .262   .339   .387 
ホークス3年での成績
試合 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四死球 三振 打率
 308 1160  178  335     60      1     67  598  193   11    1    9    179  246 .289