ソフトバンクが秋山新政権誕生に合わせ、「3軍」制の導入を検討していることが9日、明らかになった。最下位に終わった今季は、故障者の続出が要因になっただけに、球団は組織的な医療体制の見直しに着手。故障者、高校卒の育成選手などを、治療、体力強化に専念させる「3軍」の創設で最終調整に入ったもようだ。 秋山幸二新監督(46)をサポートする3軍組織が誕生する。竹内孝規COO(47)は「これだけ故障者が出たのだから、オフには故障のケア、再発防止など組織的に見直す必要がある」と、シーズン中から対策に乗り出す方針を示し、3軍制の導入で組織改編の最終調整に入ったもようだ。 12年ぶりの最下位に終わった今季は、開幕前から故障者が相次いだ。今年4月には地元の九州大学整形学科と緊急医療体制を構築。本拠地主催試合への医師の派遣など、故障対策に乗り出していたが、今季の故障者は王前監督も「今年の故障者の数は異常だった」と振り返るほどだった。 抑えの馬原は右肩炎症、野手では大村が太もも痛で開幕2軍。開幕後も井手が右足首ねんざ、柴原が腰痛、多村は右足腓骨(ひこつ)骨折、川崎は左足の疲労骨折など、次々に戦列を離れた。投手陣も同様で、大隣が9月に左ひじ痛で出場選手登録を抹消され、今月中にも新垣とともに、国内で遊離軟骨除去手術を受ける予定だ。 3軍には治療に専念する故障者、体力強化が必要な育成選手などが在籍。専門医、トレーナーなどの作成したプログラムに沿って、球団主導で復帰、育成計画を進めるもようだ。秋山新監督は8日の就任会見で「若い選手が多いし、この秋から体力アップを図る。個々の課題を明確にして、選手別のメニューをつくりたい」と、故障者撲滅も兼ねた体力強化を、秋季キャンプから導入する考えを明らかにした。今季の教訓を生かした秋山新体制は、10日に発表される。こういう体制で選手をケアする事も大切だと思いますが
根本的な部分で、怪我しない体作りをして欲しいですね
昔は走りこみと素振りで体を作っていましたが、今の選手は機械に頼り筋肉が硬いと聞きます
その辺りも怪我が多い要因だと思うので、そういう部分の改善も必要だと思います