■先発全員17安打 つながるソフトバンク打線の復活だ! 本多雄一内野手(23)がプロ初の1試合5安打の大暴れを見せた。前夜からの連続打席安打を球団タイの「8」に伸ばし、打率3割を突破。リードオフマンが点火させた打線は17安打9得点と久々に爆発した。パウエルも連敗を「6」で止める2勝目。9連戦の最後を快勝劇で締めくくり、吹き込んだ秋風を押し戻した。 リードオフマンが眠れるタカ打線をたたき起こした。本多が7回の第5打席に左越え二塁打を放ち、前夜からの連続打席安打を球団タイ記録の「8」に伸ばした。プロ初の1試合5安打をマークし、低迷中の打線をけん引。独走西武に致命傷となりかねないカード3連敗を阻止した。 鮮やかな先制パンチで口火を切った。第1打席は2球で追い込まれたが、ファウルで粘る。カウント2-2からの8球目、高めの直球を右前に運んだ。続く金子がきっちり送り、松田の右前適時打で生還。前夜は先頭で4度出塁しながら、遠かったホームベースを駆け抜けた。 ■プロ初5安打 この安打をきっかけに左へ右へ3本の二塁打を含むヒットの山。「投手に向かっていく気持ちを保てているのが、結果につながっている。ヒットが出るときこそ謙虚に逆方向を意識しています」。9回の第6打席で三ゴロに倒れ、リーグタイ記録の1試合6安打は逃した。それでも記録ずくめの1日。「変に(連続打席安打記録を)意識はしないようにと思った。最後もしんに当たったし、まず勝てたことが良かったです」と4戦ぶりの白星を喜んだ。 開幕当初は右肩の違和感に悩まされたが、夏場に入って調子も打率も赤丸急上昇中だ。「ヒットを1本打てば(打率が)2厘上がる。打てなければ1厘下がる。打席も多いので1日2本打ち続けていきたい」。気になる打率も開幕直後以来の3割超えとなった。「それはそれで。まだシーズンは終わっていないので、のぼせずにやっていかないと」。8月の月間打率は驚きの・459にもおごりはない。 勝利のハイタッチと時を同じくして北京五輪のソフトボール日本代表が金メダルを獲得。本多の姉・由樹子さん(28)は九州女子高ソフトボール部でエース上野の先輩にあたる。「話したことはないけど、顔を見たことはあるような」。おぼろげな記憶を引っ張りだし、快挙を祝福した。 本多の爆発をきっかけに打線は毎回安打をマークし、先発全員17安打。6試合ぶりの2ケタ安打と打ちまくった。「3連敗はできないし、野手陣が頑張ってくれた。あと32試合か。進むしかない。どんどんやって追いかけていこう」。9連戦の締めくくりに王監督の号令が響き渡った。8打席連続ヒットは出来すぎの感もありますが
本多が出塁して、3・4番が返すのが理想ですね
ただ、その3・4番が不調です・・・
とくに小久保が絶不調ですからね・・・
何とか復調の気配がある打線ですが
残りの試合も少ないですからね、首脳陣も見極めが大事ですね
どこかの国を代表してる監督みたいにアホみたいな采配だけは勘弁です