練習台になるはずが、主役の座を完全に奪った。パ・リーグ選抜の「6番・三塁」で先発した松田が3打数3安打1打点。ダルビッシュ、涌井、杉内の星野ジャパン先発陣からきれいにヒットを並べた。「KY」(空気が読めない)なほど、バットが火を噴いた。 球界のエースからの安打が点火の合図だった。2回1死、ダルビッシュの外角低めのスライダーを引っかけながら、遊撃内野安打。直後に二盗も決め、先制のホームを踏んだ。「1本目で楽になった」と2番手涌井からは中前打と犠飛。先輩・杉内の内角高め136キロを左前にはじき返した。 星野監督も「パの若い選手がいい試合をやってくれた」とたたえる活躍。それでも秋山チーフコーチの「こういう舞台で本塁打を打てれば自信になる」という“一発指令”に応えられず、試合後は「打ちたかった」と、どん欲に悔しがった。 チームが休日だった6日、2軍に加わり、サーパス神戸との練習試合に出場。5打数ノーヒットに終わる屈辱を味わった。しかもこの試合を含め、最近3試合は13打数ノーヒット。そのトンネルから完全に脱出だ。 試合前は大松(ロッテ)や同い年の今江(同)と積極的に意見交換。「これまで話す機会がなかったので参考になった」。6回からは今季初めて一塁の守備にも就くなど得たものは数字以上に多い。一発こそなかったが、十分な手土産を持って福岡に戻れる。「ここのところ打ってなかったのでいい弾みになる」。あす10日の楽天戦から、早速、成果を見せるつもりだ。昨日はスカパーで見ていたのですが
日本代表の先発陣が不調でした・・・
松田は猛打賞+満塁での犠牲フライでした
チャンスで打たない松田ですが、この日はきっちり仕事しました
これで最近の不調から脱すればいいのですが・・・