復調著しい大場の戦列復帰が見えてきた先発陣だけでなく、中継ぎ陣にも朗報だ。右肩痛などで出遅れていたベテラン佐藤が、10日のウエスタン・リーグ広島戦(雁の巣)で好投。視察した王監督を「本来の姿に近づいている」と喜ばせた。

 2軍戦は3試合目となる佐藤は、7回の1イニングを1安打無失点。「まだ100パーセントではないけど、まずまずでしたね。カットボール、シュート、スラーブ…。変化球も全部投げました」。アウトはすべて内野ゴロで稼ぐなど、持ち味を存分に発揮した。

 きょう11日の広島戦には、こちらも腰痛などで出遅れた水田が今季初めて実戦登板する予定。左ヒジ痛などで出遅れた篠原も、すでにブルペン投球を始めており、実戦登板も近い。杉本コーチも「(中継ぎ陣も)交流戦明けにそろってくる」と笑顔を見せていた。
井手が2軍戦の代打で実戦復帰した。4月13日の西武戦の守備の際に右足首をねんざ。2軍でリハビリを続けていたが、この日の広島戦の9回に代打で登場。初球を一邪飛という内容にも「全然ボールは見えなかったけど、とりあえず打席に立てたことが大きい」と笑顔を見せた。守備は「際どいプレーにまだ不安がある」状態だが、一歩前進といえそうだ。
右肩炎症で2軍調整中の馬原のペースが上がってきた。4日に始めた捕手を立たせてのブルペン投球もこの日で5回目。80球を投げ込み「5割ぐらいの投球だが、いい感じで投げられている」と汗をぬぐった。2軍戦の視察に訪れた杉本投手コーチは「今月中にピッチングができるレベルになれば。実戦まで1カ月、上で投げるまでは1カ月半はかかるだろう」と見通しを話した。
中継ぎ陣の復活は大きいですね
篠原・佐藤・水田は実績もある投手ですからね
久米・小椋の神通力も無くなりつつありますし、全員でカバーするしかないですね
ただ、馬原の件はどうなんでしょう!?
杉本のコメント通りだと復帰は9月って事になるんですけどね(汗)