右太もも裏を痛めて2軍調整中の大村直之外野手(32)が、5月2日からのオリックス3連戦(ヤフードーム)で1軍復帰する見込みとなった。2月23日の練習中に同個所の張りを感じて以来、2軍調整を続けていたが、ようやくGOサイン。昨季リーグ3位の打率・319を残したヒットメーカーが故障者続出の外野陣を救う。 二転三転した復帰プランにようやく着地点が見えてきた。大村が首脳陣から告げられた1軍復帰のXデーは5月2日のオリックス戦。「そう聞いている。怖さを取らなアカンけど、ここまで来たら出られないことはない」。自らの“開幕”へ向けて語気を強めた。 痛みや張りない 当初は先発出場を前提とした調整を続けていたが、首脳陣は井手や多村らの相次ぐ離脱で方針転換。井出外野守備走塁コーチは「何パーセントの状態で戻ってくるか分からないし、最初は代打などで様子を見ることになるのでは」と話した。 22日の中日戦(ナゴヤ)での実戦復帰から4試合に先発出場。フル出場こそないが、左翼の守備に就き、「痛みや張りもない。(上で)出る価値はあると思う」。だが、状態を確かめながらの出場に「怖さもあるよ」と悩める心境を吐露した。 この日は雁の巣球場で打撃練習などを行い、遠征先の長崎に向かった。27日の2軍交流戦・巨人戦(小郡)では連戦を考慮され指名打者での出場だったが、きょう29日のウエスタン・リーグ阪神戦(長崎)は左翼守備に就く予定となっている。 通算1669安打を誇る巧打者の復帰。得点力不足に悩むホークス打線だけに、大村の存在が相手の脅威となるのは確かだ。「何年もやっていたらこういうこともある」。15年目のベテランが自身とチームの試練に立ち向かう。本来ならしっかりと調整してからの出場登録だと思いますが
多村・井手のリタイアに加え、レストビッチ・荒金・小斉・長谷川・辻・・・
この辺りがしっかりと結果を残せていないのが大村の復帰を早めてるでしょうね
その影響で再発しなければいいのですが・・・