今年は元気です! 2年目の大隣憲司投手(23)が2日、投手陣第1号としてフリー打撃に登板した。打者2人に対し、58球を投げ、ヒット性の当たりは7本。度重なる故障で期待に応えられなかった左腕が、大学時代の投球フォームを取り戻し、厳しい台所事情を抱える投手陣を救う。 大隣から笑顔が消えない。この日もキレのある直球を次々と投げ込むと、打席の江川、井手がファウルを連発。「フォームを固めるという気持ちで投げた。指のかかりもいい」。2日目とはいえ、昨年と違う充実した時間を過ごし、楽しくて仕方がない様子だった。 ケガで狂ったフォームが、ようやく元に戻りつつある。昨季、腰を痛めた影響で「下半身の感覚が分からなくなった」と悩んだ。オフの間に近大時代のビデオを見直すことで、好調時のフォームをイメージ。投球練習で軸足に体重を乗せる感覚を取り戻しかけている。 日増しにペースを上げる大場を意識せずにはいられない。「注目されて気を張る分、私生活が緩みがちになる。ボクと同じようになってほしくない」。この日は冷静かつ自虐的に助言を送った。 知らせを聞いた王監督も「この時期に投げられるぐらい順調に来ている」と期待を込めた。昨年の希望枠左腕が大場より先に開幕ローテの切符を手に入れる。期待された去年は度重なる怪我で不本意な結果となったので
今年にかける意気込みも強いでしょうね
さらに大場の加入が刺激となってると思います
良きライバルとして2人とも頑張ってほしいですね!