福岡ソフトバンクの柴原洋外野手(33)が26日、5年ぶり王座奪回の絶対条件に「MS共闘」を挙げた。北九州市内のホテルで行われた後援会主催の激励会に出席。プロ12年目となる今季のテーマを「王監督の胴上げ」と定め、その実現のために同期入団のホークス生え抜きコンビでもある主砲・松中信彦内野手(34)とのW復活を固く誓った。 美酒への渇望がほとばしった。王座から滑り落ち、唇をかみしめた4年間。「優勝を知っている人が引っ張らないといけない。松中さんが内野で存在感を出して、僕は外野で頑張る。そういうふうにならないと」。キャンプインを目前に、柴原の口から今季にかける思いがあふれ出た。 2003年の日本一を最後に優勝から遠ざかっているホークス。かつての黄金期を支えた城島や井口ら主力が去った影響もあるが、実績のある生え抜き選手の不振も一因だ。主砲の松中はここ2年続けて20本塁打に届かず、昨季は4年ぶりに4番をはく奪される屈辱も味わった。 「キャンプは小久保さんもカズミもいないわけだし、なおさら僕らが目立たないと。僕だって、若手に抜かれるつもりもない」。昨季は4年ぶりに規定打席に到達したものの、打率は・273。3割を過去4度マークした男が、現状に満足しているはずもない。 松中とは同期入団。これまで2度の日本一、3度のリーグ優勝を共に不動のレギュラーとして経験した。「優勝を逃したオフほどつまらないものはない」。退屈な秋冬はもう過ごしたくない。 だが、それ以上に今季には並々ならぬ決意を秘めている。「毎年、1年1年が勝負だけど、今年は『何としても』という思いがある」。昨年のクライマックスシリーズ第1ステージでロッテに敗れた夜。宿舎で王監督が今季を最終年と位置づける発言をした。「今年は『胴上げ』がテーマ。それしかない。入団以来、監督は王監督一人だし、監督にいい思いをさせたい」と固く誓う。 激励会に出席する前には、西戸崎室内練習場で6時間に及ぶ自主トレを行った。「肩は出来ているし、体調もいい。いい感じでキャンプに入れる」。松中&柴原の同級生コンビが内外野の要として君臨すれば、チーム全体が引き締まる。12年目の誓いは本気度満点だ。主力の小久保・斉藤が怪我で出遅れる以上
この二人に引っ張ってもらわないといけません
優勝を知ってる選手として、意地を見せて欲しいですね
そこに川﨑・杉内が続いて、若手も・・・
これが理想ですね