“斉藤2世”誕生の予感-。高校生1巡目の岩崎翔投手(18=市船橋)が23日、新人合同自主トレで初めてブルペン入り。バランスのいい投球フォームから繰り出されたボールは、この日再渡米したエース斉藤和巳投手(30)をほうふつとさせた。ブルペン入りは同期入団の大場、久米に先を譲ったが、注目ルーキーの佐藤(ヤクルト)、唐川(ロッテ)に劣らないといわれる逸材がその片りんを見せた。 エースに似ているのは体形だけじゃない。岩崎の満を持しての初投げは直球のみ約30球と短時間で終わった。ボールの回転とリリースポイントに注意しながら、6割程度の投球。ブルペンで見守った藤田2軍投手コーチは「体が大きいけどバランスがいい。斉藤に通じるものがあるね」と目を細めた。 ボールを受けた田口育成担当も素材の良さを保証する。「球団に入った近年の高卒ルーキーの中では一番いいのでは」とべた褒め。藤田コーチは技術面を評価し「ボールを投げるまでに1歩、間が取れる。上半身の使い方もうまい。これからが楽しみだね」と続けた。 岩崎自身も好感触を得た。時折シュート回転する球もあったが、「体が開かないように気をつけました。初めてにしては思ったよりよかった」と充実のブルペンを振り返った。 この日は大場が初めて捕手を座らせて投球練習。ナンバーワンルーキーとの競演にも動じなかった。「力が入ったけど、しっかりと指にボールがかかれば自分もいい球を投げられる」。投球練習も今後は1日置きにペースを上げていく方針だ。 186センチ、78キロの長身細身の体形に加え、高い潜在能力。あこがれの斉藤が歩んだ道をたどろうとしている。「翌日に筋肉痛が残らなくなってきた」と順調な足取りを実感しながらキャンプに備える期待の右腕。エース斉藤はこの日、再渡米したが、“斉藤2世”が1日も早い1軍入りを目指す。BIG3にも劣らない素質の持ち主と言われていましたが
こういう記事を見ると楽しみが増しますね
個人的には少し線が細い気がしたのですが、どうなんでしょうね!?