オリックスから移籍した的山哲也捕手(37)が21日、課題克服の「生きた教材」として指定された。この日、大石バッテリーコーチが西戸崎室内練習場を訪れ、的山らの動きをチェック。「足腰も肩の強さもまだまだ若い」として、2月1日からのキャンプでのA組スタートを示唆した。 新加入ながらいきなりチーム最年長。キャンプはB組でのベテラン調整も考えられたが、チーム再建には欠かせない存在だ。「新しい環境に慣れてほしいし、何よりほかの捕手にとって刺激になる」。大石コーチは課題の捕手力アップにつながる効果を期待した。 昨年の盗塁阻止率・188は12球団ワースト。相手チームの盗塁企図数は06年が107個、07年が144個と、城島(マリナーズ)の移籍を機に「走られ放題」と化している。王監督は「0・1秒スピードアップ」を今季のチーム全体のテーマに掲げており、通算盗塁阻止率・376を誇る的山の強肩は、何よりのお手本となりそうだ。 もちろん、的山自身は教材で終わるつもりはない。「ベテラン扱いは好きじゃない。あくまで競争して、ポジションを奪う。今までもそういうつもりでやってきた」と、現状では全く白紙の「開幕捕手」にも狙いを定めた。プロ15年目。真剣モードのベテランが、チーム全体を活性化させる。バッティングもそうですが、まずは捕手として・・・
去年も西岡とか足の速い選手に四球を与えて、盗塁されて・・・というのがありました
他の捕手の刺激と見本になって欲しいですね
バッティングは目をつぶります!?(笑)