ソフトバンクが第5の外国人選手として米大リーグ、ドジャースのD・J・ホールトン投手(28)の獲得に乗り出していることが18日、明らかになった。ホールトンはメジャー通算6勝11敗の右腕で、中継ぎ、先発の両方をこなせる万能タイプ。10日に米国で右肩の手術を受けたエース斉藤が今季中の復帰も厳しい状況で、昨季まで5年連続2ケタ勝利の和田も昨年11月の左ひじ手術の影響で開幕は絶望視されるだけに、王貞治監督(67)が球団に緊急補強を要請していた。 ソフトバンクが緊急補強リストの筆頭候補に挙げていたのが、ホールトンだった。16日に王監督、杉本投手コーチ、竹内COOら現場、フロント首脳が福岡ヤフードームに集結し、緊急の「編成会議」を開いた。テーマは第5の外国人選手となる投手のチェックだった。「投手のビデオを見ましたよ。まだ候補の段階だけど、1番の候補を見ましたよ」。王監督がそう漏らした映像は、05年にドジャースで19試合に先発したホールトンだった。 昨季はドジャースで中継ぎとして18試合に登板し、0勝2敗、防御率4・18の成績に終わったが、3Aラスベガスでの起用方法は先発だった。23試合に登板し、19試合に先発。6勝4敗、防御率3・65をマークした。192センチ、100キロの体格から投げ込む投球スタイルは、その巨体に反して制球重視で、140キロ台後半の直球にカーブを交えた緩急も駆使する。メジャー通算6勝11敗ながら、杉本投手コーチは編成会議後に「若いときは力で投げていたようだが、今は柔らかい感じ。メジャー、3Aでも経験があるし、先発、中継ぎの両方ができるようだと」とキャリア以上の好印象を口にしていた。 王監督はエース斉藤の手術決定後、フロントに外国人投手の緊急補強を要請した。「先発投手はご承知のように頭数はいるけど、現実問題はどうなるか分からないから。先発はダブってもいいので取っておこう、と」。開幕投手の筆頭候補だったエース斉藤は、10日に米国で右肩腱(けん)板損傷部の修復手術を受け、復帰時期のめどが立っていない。さらに、昨季、5年連続2ケタ勝利をマークした和田も、昨年11月に左ひじ遊離軟骨除去手術を受けた影響で、調整が例年より約1カ月遅れる見込み。キャンプ前から「先発4本柱」の崩壊が確定しているだけに、王監督は「メジャー級」という条件も付け、先発投手獲得を球団に指示していた。 今後はホールトン獲得に向け、本格的な交渉に入る見込みだ。日本の複数球団もホールトンをリストアップしているもよう。「この時期になると競争相手もいて獲得はなかなか難しい。ただ、競争相手がいない投手はこちら(日本)で活躍する確率も低い」と、竹内COOは新助っ人獲得に全力を挙げる姿勢を打ち出している。 ◆D・J・ホールトン 1979年8月12日、米カリフォルニア州フラートン出身。01年ドラフトでアストロズから11巡目指名を受け、パシフィック大学から入団。メジャー通算成績は53試合登板(先発19試合)、6勝11敗、防御率4・99。192センチ、100キロ。右投げ右打ち。ん~どうなんでしょうね!?
数字以前にこの時期に獲得する投手がどうなのかっていう事ですね
実際の投球を見てないですし、去年のスタンドリッジの事もありますが・・・
まぁ、期待しないでおきます(笑)