今年は鉄人ムネリンだ! ソフトバンク川崎宗則内野手(26)が新春の誓いとして、“全156試合”フル出場を宣言した。2日、イオン鹿児島店(鹿児島市)でトークショーを行い、集まった約1500人のファンを前に北京五輪、レギュラーシーズン、プレーオフ、日本シリーズ、アジアシリーズの全試合出場を明言。さらには王監督と、日本代表・星野監督の指揮官“ダブル胴上げ”も約束するなど、地元・鹿児島のファンとともに、プロ9年目のスタートを切った。 気温7度という寒さを吹き飛ばすには、十分過ぎるほどの誓いだった。雪化粧を施した桜島を背景に、川崎は集まった約1500人のファンを前に、力強く新年の抱負を口にした。 川崎 今年こそ全試合出ます。選ばれれば五輪も含め、プレーオフ、日本シリーズ、アジアシリーズ、全試合に出て王監督、そして星野監督を胴上げします。 8月に行われる北京五輪期間中のシーズン11試合を差し引き、最大で全156試合。川崎はシーズン“自己最多試合出場”に照準を定めた。 ここ3年はたび重なる負傷に見舞われ、シーズン全試合出場は04年までさかのぼる。昨年は試合前ノック中に右手中指を骨折。約2カ月も戦列を離れた。一昨年はWBC決勝のキューバ戦で、本塁クロスプレーの際に右ひじを強打。こちらも開幕から出遅れを余儀なくされるなど、不運な負傷が続いたが、川崎がこれほどまで全試合出場にこだわるには理由があった。 昨年12月末。師と仰ぐマリナーズ・イチローと、2年連続で合同自主トレを行った。3日という短期間ではあったが、川崎は野球の技術以外に、球界を代表する選手の1人としての心得を、イチローから学んだ。 川崎 イチローさんが野球選手はグラウンドに出て、プレーすることが大事だと。けがする選手はいい選手じゃないと言われていた。僕はここ3年ずっとけがをしている二流選手です。だから、とにかく今年はけがをせず、全部の試合に出ることが目標です。 がむしゃらに野球に打ち込んだ20代前半。盗塁王やベストナインなどを獲得し、一流選手の仲間入りを果たした。ただ、何事にも必死にプレーする“延長”で負傷してきたのも事実で、川崎にはさらなる進化が求められる。今年で27歳と選手としての絶頂期にいる川崎は「もっと自分に自信を持ちたい。考え方も割り切って、抜くところは抜くとかね。試合後のトレーニングも少なめにし、体のケアを多めにしたい」と対策も思案中。日本球界にとって欠かせない存在へとなりつつあるムネリンの08年シーズンは、すでにスタートしている。ここ数年の川﨑は不運な怪我もありますが
それ以上に凄いのがイチローだと思います
大きな怪我が無いというのが凄いと思います
だからこそ、いろいろな記録も塗り替えることが出来るんでしょうね
イチローよりもバッティング技術の高い天才前田は
度重なる怪我に悩まされてますからね・・・
川﨑も怪我しない一流の選手になって欲しいですね!!