ソフトバンクの大村直之外野手(31)が30日、米大リーグに挑戦したい考えを示した。来季中にも2度目のFA権を取得する大村はメジャーの舞台に対して「やれる自信もある」と断言。04年オフに近鉄からFA移籍。3年契約を満了して来季単年契約となった大村は、来オフのメジャー移籍を視野に入れ始めた。

 メジャーでプレーしたい意思をはっきりと表明した。米国への思いを問われた大村は即答。「メジャー移籍への思い?あるよ。プロの選手はみんなあると思うし、(自分には)やれる自信もある」。自身の可能性を試してみたい率直な感情を口にした。

 今季は自己最高打率・319をマーク。ベストナインも獲得した大村は来季中にも2度目のFA権を取得する。今季で3年契約が満了し引き続き、複数年契約を希望していたが、7年契約中の松中ら複数年契約の選手が不振続きだった影響もあり、単年契約へ。「来年はFAだから選択肢も広がってくる」と移籍の可能性も示していた。

 あと331本と迫っている2000本安打を、ホークスで達成したい考えもあった。だが、「アメリカで打ってもヒットの数はカウントされるしな。複数年だったら(国内で達成という)気持ちもあったけど…」と、球団から単年提示を受けた時点でこだわりは薄らいでいた。

 この日、ヤフードームで約2時間汗を流した大村。自身は兵庫県出身だが「関西(球団への移籍希望)はないな。(現役生活の)最後の方は分からんけど」。メジャーで活躍する日本人選手について「自分みたいな小さな選手はいないなあ」と話しつつも、大柄なメジャー選手を相手に挑戦したい思いもある。メジャーか残留か…来オフ、結論を出す。
Mさんの影響で複数年を断られた大村ですが
むしろ、ホークスの方が痛手を負う形になりそうですね
ホークスで2000本達成してくれると思いましたが難しそうです
またまた主力の放出となりそうですね