福岡ソフトバンクが来年2月の春季キャンプ(宮崎市・生目の杜)で環境をテーマにした「エコ・キャンプ」の開催を計画していることが12日、分かった。球団関係者によると、キャンプ地で環境保全の啓発活動を行うのはプロ野球界で初の試みという。 計画では、宮崎県内で発生した廃棄物などを使ったバイオ燃料の電力をキャンプ地の売店で使用するほか、ゴミの分別収集や分煙を実施。期間内に出た生ごみをたい肥化し、施設内の芝生養生に役立てる。ペットボトルを原料としたTシャツや買い物用のホークス特製エコバッグも販売する。 今年2月の春季キャンプでは約1カ月間で約26万人が来場した。宮崎市によると、ごみ処理費は100万円を超えたという。そこで、ごみ軽減なども目指し、環境問題を啓発することになった。 球団は今秋の秋季キャンプでごみ量を測定。燃えるごみだけで2万2800リットルを収集した。関係者は「春季キャンプは約10倍のごみ量になるだろう。生ごみのたい肥化などを進めていくことは重要と思う」と話した。 プロ野球界では今年9月にヤクルトが自然エネルギー由来の電力で公式戦ナイター1試合を開催するなど環境問題に取り組む。ホークスは約1カ月間のキャンプ期間を使って、ファンに「環境」を訴えていくことになりそうだ。新たな取り組みですが、素晴らしいですね
ごみを出す、ファンの僕達も考えなければいけませんね