今春の西武の裏金問題を受け、15年ぶりにくじ引きが採用されたプロ野球の大学生・社会人ドラフトが十九日行われ、目玉だった東洋大の大場翔太投手は、1巡目指名した球団の中から、偶然にも唯一、事前に指名の意思を伝えてきたソフトバンクが交渉権を得た。

 一九八九年の野茂英雄投手、九〇年の小池秀郎投手には史上最多の8球団が競合した。全12球団を受け入れると話していた大場投手は、それには及ばなかったものの、今回最多の6球団と注目度の高さを証明した。

 東京都文京区の大学内で記者会見した大場投手は「6球団も指名されたことで、期待されていると感じる。光栄です。今後が大事なので、技術を身に付けていきたい」と満面の笑みを浮かべながら抱負を口にした。

 東洋大の高橋昭雄監督によると、ソフトバンクだけが事前にあいさつに訪れて指名の意思を伝えたという。裏金問題が表面化した後、アマチュアとの接触に慎重になったプロ側の姿勢がうかがえるが、高橋監督は「くじで決まるにしても、あいさつぐらいはあってもいい。(プロ側は)少し怖がりすぎではないか」と話していた。
接触に慎重になるのはわかりますが、指名の挨拶が無いというのはどうなんでしょうね!?
悪い事をしているワケでもないですしね
まぁ、問題があったばかりなので仕方ないんですかね・・・