ソフトバンク神内靖投手(23)が、後半戦の先発ローテーション入りを猛アピールした。22日、雁の巣球場(福岡市東区)で行われた全体練習で、シート打撃に登板。多村、柴原ら打者4人に対し無安打、2三振と1軍選手相手に完全に封じ込んだ。 王監督ら首脳陣が見守る中、わずか13球の御前投球で気持ちをしっかりと伝えた。力のある直球を打者の胸元へ投げ込み上体を起こすと、最後は変化球でタイミングをずらして先頭田上、続く本間を連続空振り三振。さらに多村、柴原も直球で押し込み、力のない外野フライに仕留めた。「直球のキレがまだまだ。コントロールも悪い」と反省の神内だが、左肩の違和感も完全に癒(い)えたことを首脳陣に証明して見せた。 神内の“出現”は、チームにとって大きなウエートを占める可能性が高い。24日のロッテ戦(福岡ヤフードーム)で後半戦の開幕投手を務める斉藤和がこの日、ブルペンで投球練習を行った。首脳陣の構想として当初、斉藤和の登板後の登録抹消は選択肢になかったが、この日の投球練習を見守った杉本投手コーチは「投げることに関しての不安はないが、登板後の不安は多い。(登録を)外すことも考えないといけないかも」と不安を口にした。 それに対し、この日の神内の投球について杉本コーチは「十分なものを見せてもらった。今日の収穫だね。カズミ(斉藤和)が抜けた場合の穴を埋められる働きをしてくれると思う」と期待を寄せた。さらにマウンドを降りた神内を呼び止め、急きょ24日の2軍練習試合(四国リーグ選抜)での先発登板を指示。有事に備え、調整を進めておくつもりだ。シーズン開幕前には「先発第6の男」として期待を受けた背番号38が、ここに来てようやく戦力として加わることになりそうだ。和巳の状態は思っていたより悪く、普通にローテーで回せない状態です
そういった中での神内の復活は本当にチームにとっても大きいです
開幕前は先発・中継ぎの両方でチームに貢献すると宣言しましたが
まさに、神内は先発・中継ぎでフル回転する可能性が出てきました
甲藤・西山と先発候補が計算できれば、中継ぎの層も厚くなるので
期待せずにはいられないですね!