野球は楽しむものです! 福岡ソフトバンクの川崎宗則内野手(26)が22日、「イチ流エンジョイ野球」を提唱した。負け越しが決まった交流戦の最終カード、23日からの中日2連戦の相手先発は川上、中田が濃厚だが「どんないい球が来るんだろう、って楽しまないと」と悲愴(ひそう)感ゼロ。師と仰ぐマリナーズ・イチロー外野手(33)に「野球好き」を認められる男が、4連敗中のチームにメンタル革命をもたらす。 王ホークス初の8試合連続ノーアーチと打線が湿りきり、今季初の4連敗で3年目で初めて負け越しの決まった交流戦。最後のカード、敵地でまみえる中日の先発は川上&中田が濃厚だ。前回の同カードの対戦結果からしても、大量点は望めないセ界を代表する右腕2枚。だが、ナゴヤ球場に隣接する室内練習場での練習を打ち上げた川崎は、こう言ってのけた。 川崎「(川上)憲伸さん、中田。それはもう球界最高クラスの投手なわけじゃないですか。楽しみですよ。楽しまないと。どんないい球が来るんだろう、ってね」 緊張感の欠如ではない。「そりゃ直前になったら狙い球を絞るとか、そういうことも考えなきゃいけない」。それでも心の余裕を捨てる試合ではないと言う。「交流戦の順位や勝率で(リーグ戦の)優勝が決まるなら別ですけど、そうじゃない。シーズンにはシーズンの楽しみ方がある」 究極のプラス思考は「初めて1軍に上がったときからずっと」。恩師と呼べる存在に、自然とそうさせられた。「これまで僕を教えてくれた人は、みんなそういう考え方だったと思う」。2軍時代の首脳陣、2年目のオフに弟子入りした小久保。そして中でも大きく影響を受けるのが、心酔し、昨年のWBCではチームメートとして過ごしたイチローだ。 昨年末、オリックス室内練習場での合同練習。イチローは川崎をこう評した。「野球が好きなやつ。『うまくなりたい』やつが『野球好き』とは限らないが、ムネはそれが両立してる。一緒にいて楽しいですよ」。その思いを「一緒にやって肌で感じた」川崎のプレーの原点は、「野球好き」と「楽しむ」にある。 「中日は強い。相手に不足はない」。そう認めた上で王監督が「反攻の後半戦に向けて弾みをつけたい」と位置づける2試合。右ふくらはぎ痛の松中、左ふくらはぎを打撲した多村の状態は万全でなく、初めて2人をスタメンから欠く可能性もある。だからこそ、川崎の前向き極まりないメンタリティは不可欠だ。 21日の若手中心の練習に続いて川崎はこの日、全体練習に参加。フリー打撃で快音を響かせたかと思えば、すぐさま新井打撃コーチのトスでティー打撃に没頭した。「交流戦が終われば少し試合が空く。今は動かないと」と疲れは見せない。「勝つために目いっぱい楽しむんです」。ナインが忘れかけた笑顔は、若きリーダーを軸に広がっていく。この考え方、必要ですね
チームの元気印のムネの復帰は誰もが待ち望んでいたのですが
その期待もむなしく・・・打線は振るわず
元気が無く、覇気が無いように見える選手たち
監督がHR競争を提案したのも野球を楽しむ事が目的かもしれません
ムネの姿を見て、他の選手も楽しみながらプレーして欲しいですね!
そうすれば、ホークス本来の打ち勝つ野球が見れるかもしれません!?