九州北部と山口地方が「梅雨入り」した日に、低調気味だったソフトバンク打線が湿り気を吹き飛ばした。気象庁の発表によると、福岡の入梅は平年より8日、昨年よりも5日遅いとか。打線の梅雨入りは歓迎しないが、季節はまあ順調にやって来ているようだ。
 初回に4安打など打者9人を送り4点。先発新垣がいきなり2ランを浴びて始まったゲームを、あっさり打線がひっくり返してくれた。5回までに10安打を放ち、リードを保ってゲーム終盤戦へ突入。ベンチで采配を振るう王監督の表情から余裕が感じられるのも、やはり「快音」の数のせいかもしれない。チームは広島、阪神との遠征4試合を3勝1敗の勝ち越しで福岡に戻ってきた。昨年まで得意の交流戦で思わぬ苦戦を強いられてきたが、ようやく元気印・川崎の復帰でチームの「流れ」も好転気配である。試合前、秋山総合コーチと遠征4試合を振り返っていたら「よく勝った」と言わんばかりの表情で苦笑いをつくっていた。
 梅雨シーズンは開幕から2カ月が過ぎ、チーム全体に疲労が最も蓄積する時期でもある。過去3度のリーグ制覇を果たした時ですら、6月は振幅の激しい戦いを繰り広げている。初優勝の99年は16勝8敗(1分け)と大きく勝ち越したが、6月後半から7連敗のドロ沼も経験。連覇の00年は6月前半に5連敗するなど12勝9敗。2度目の日本一となった03年も首位陥落を味わうなど11勝10敗。この時期は5割をしっかり維持することが大切のようで「攻めの季節」というよりは「忍耐の季節」のように思える。
 空梅雨は困りものだが、この福岡ヤフードーム内だけは、この日のように湿り気を吹き飛ばしてもらいたいものだ。
今年は特に怪我人が多く、ベストメンバーで戦えない試合が多いです
それに加えて、中継ぎ陣の不調・・・
馬原は炎上した事もありましたが、20S到達
現段階ではその前のセットアッパーに苦しんでいます
水田・佐藤・篠原と候補はいるものの安定感が・・・

それに加えて打線がつながらない・・・
昨日は9点と援護がありましたがこれからも我慢の試合が続くと思うので
調子があがるまではミスを無くし、自滅だけは避けて欲しいです