1軍昇格、即スタメンだ-。ここまで2軍調整を続けていた松田宣浩内野手(24)がきょう2日、今季初めて1軍に昇格、中日戦(ヤフードーム)に指名打者で先発起用されることが濃厚となった。1日はヤフードームで行われた全体練習に合流。現在、ウエスタン・リーグ三冠王と好調の打撃を買われたもので、交流戦8試合で20得点と低迷する打線の“カンフル剤”に指名された格好だ。

 2年目の若き大砲候補が、低迷する打線の切り札に指名された。「1軍に呼んでもらって、やってやろう、という気持ちになりました。ここにいる以上は試合に出るつもり」。2日の中日戦は「7番DH」での出場が濃厚。ようやく訪れた出番を前に松田は興奮気味に口を開いた。

 ウエスタン・リーグでは打率・367、9本塁打、32打点で「三冠王」をばく進中。さらに得点、安打、長打率でもリーグトップに立つ。「今はやろうとしていることが、下(2軍)ではできています」。好調な打撃に手応えを感じている。

 ヤフードームでの全体練習に初合流。フリー打撃では見守る首脳陣の前で快音を響かせた。王監督は「生きのいいところを見せてほしい」と期待を寄せ、秋山総合コーチも「DHで先発? 可能性はあるかもしれないね。いい状態で上がってきたから自信を持っているだろう」と目を細めた。

 ヤクルト、巨人との東京遠征4試合を1勝3敗と負け越したが、今カードからは本拠地。DH制を採用する本来の戦い方に戻せる。松田の加入は、チームとしての戦術の幅も広げそうだ。

 王監督は「DHも使える? そうだね。小久保の体調によってはサードとかもね。ブキャナンもDHでいけるし、柴原を(右翼で)使う場合はアダムもいける。それだけ選択肢が増えるということ」とうなずいた。今季チームで唯一、全試合出場を続ける小久保の負担を軽減させるため、松田の三塁起用も視野に入れているようだ。

 ルーキーイヤーの昨季は開幕スタメンに抜てきされたが、6月の交流戦期間中に2軍降格。その後は一度も1軍に上がることはなかった。「今までやってきたことをやればいい、と思ってます」。松田は深い眠りに陥った鷹打線を目覚めさせ、6月戦線のキーマンとなる。
大隣と共に低調なチーム状態を盛り上げてくれるのか、楽しみです
現在ウエスタンでは三冠王と絶好調!!
1軍でそのまま通用するとは考えにくいですが、それも勉強だと思います
ただ、今持ってる力を出して若さで打線を引っ張って行って欲しいです
チーム状態が悪いだけに、松田に期待する部分は大きいですが
それを力に頑張って欲しいです

大隣も1軍に呼ばれましたが、小椋が落ちたみたいです