スキ無し交流戦ローテ! 杉本正投手コーチ(48)が14日、交流戦期間の「中5日先発ローテ」計画を明かした。中1日で2連戦と4連戦が続く変則スケジュールに合わせ、杉内、和田、新垣の3本柱+好調ガトームソンの「新4本柱」の中5日登板を基本とするプラン。計算通りなら4人で全24試合中22試合をまかなうことが可能で、Vロードを左右する交流戦を全力で走り切る構えだ。 杉本コーチが披露した交流戦ローテの青写真は攻撃的だ。「3人(杉内、和田、新垣)とガトームソンが軸になる。彼らは中5日で十分いけるし中6日だと持て余すぐらいだから」。斉藤和の離脱で台所事情が苦しい中、少数精鋭で戦い抜く。 今季は交流戦の試合数が昨季の36から24に減り、2連戦、4連戦が続く変則日程。登板順は今季2完封の杉内に始まり、和田、新垣、続いて最近3戦無敗のガトームソンと、ここまでの流れを引き継ぐ。この4人を「変則よりも一定間隔で投げさせた方がいい」と、期間限定で中5日を基本に登板させる。 奮闘中の田之上、水田には「谷間で? そういう形になると思う」と杉本コーチ。機械的に当てはめれば中4日登板が必要となる27日のヤクルト戦と6月10日の阪神戦を任せる計算だ。残り22試合に「新4本柱」をつぎ込んでいく。 初年度の2005年はロッテをアジア王者へと突き進ませ、阪神には逆転Vの勢いを与え、06年は首位を独走していた巨人を転落させた交流戦。斉藤和の復帰が見込まれる7月以降を「本当の勝負」と位置付ける王監督も「調子のいい投手を使います」と、並々ならぬ意気込みで臨む。 当人たちも乗り気だ。和田は「中7、8日より中5、6日がいい。間隔が短くなる分には構いません」と笑顔を見せ、新垣も「全然平気です」と歓迎。ガトームソンも外国人枠の関係もあったヤクルト時代から中5日登板には慣れている。 “開幕投手”杉内も「中6日だと長く感じるし、中5日はいい。年間はきついかもしれないけど、交流戦期間ぐらいなら大丈夫」と頼もしい。 「新4本柱」がフル稼働するためには、交流戦前の戦いが大事になってくる。きょう15日のオリックス戦に先発する杉内は「普通に勝てればいい。1人で投げきるに越したことはない」と2連続完投を視野に入れた。本拠地6連戦から交流戦へ、タカ投が独走態勢を築いていく。去年までの交流戦の試合数だとホークスの台所事情はかなり苦しかったかもしれませんが
今年は試合数が減り、不調の新垣も含め4本柱に多くの試合を任せられるのは大きいと思います
交流戦をほぼ4人の先発投手だけで回せるのブルペンの充実にもつながり
ここまで溜まっている疲労も軽減出来るかもしれません
ここ2年の流れでは交流戦で天国と地獄を見る球団があるので
打線の奮起も期待して、このままパリーグ独走態勢に入って欲しいですね!