マー君が星野ジャパン入りする。08年北京五輪を目指す野球日本代表の星野仙一監督(60)らが6日、都内のコミッショナー事務局でスタッフ会議を開き、アジア予選(11月・台湾)を戦う第1次代表候補61人(投手29、野手32)を決定した。話題のルーキー楽天田中将大投手(18)も選出され、7日に正式発表される。
 星野監督の口から真っ先に出てきた名前は「マー君」だった。北京五輪出場をかけた11月アジア予選の代表候補を絞り込むスタッフ会議。田淵ヘッド、山本守備走塁、大野投手各コーチを含め、約5時間にも及んだ。
 巨人上原、高橋由、阪神藤川、中日岩瀬ら、球界を代表する選手の名前が挙がった中で、最もフレッシュで目玉になったのが田中だ。星野監督も18歳右腕の潜在能力を高く評価し、メンバー入りを強く推した。
 星野監督「あのソフトバンクの連勝街道をストップさせるのは、そのへんのピッチャーではできない。おれもテレビで見ていたけど、順調に成長しているな。日本球界の宝だよ」。
 5月2日のソフトバンク戦(ヤフー)。7回5安打2失点に封じて、プロ2勝目を記録した。若さあふれる投球で、王ホークスの連勝を「9」で止めた快投が当確の決め手になった。
 この第1次代表メンバーの計61人に関して星野監督は「これは(来年8月北京五輪)本戦ではなく、予選を想定したもの。これから入れ替えもひんぱんに出てくる」と、まずは韓国、台湾などアジアの強豪相手に予選を勝ち抜くための候補選手であることを強調した。
 ここから10月中旬ごろに第2次30人に絞り込み、最終メンバー24人を決める作業が行われる。現時点では田中が最終メンバーに残り、日の丸を背負って投げる可能性が出てきたのは事実。星野監督はその可能性を踏まえた上で、「野村監督は先発で大きく育てようとしている感じだが、どっちでも使える」と、先発&抑えの起用法にまで言及した。
 「あとはグラウンド外でプロとしての心構えもしっかりしてほしい。(野村監督から)『お前に言われんでもわかっとるわい!』といわれそうだな」。
 メジャーに押され気味で、裏金問題など暗いニュースが続いた日本球界。マー君の星野ジャパン入りを、人気回復の追い風にしたいところだ。
今日発表になるJAPANのメンバー候補ですが、まだ60人の段階です
今シーズンの成績次第では誰が出てくるかっていうのは分からないと思いますが
現時点で田中は候補に入ってるという事です
しかも、ホークスの連勝を止めたあの試合で決定的となったとなれば
次回対戦時にはボコボコにして、代表候補から外しましょう(笑)