ロッテの高校生ドラフト1巡目ルーキー・大嶺祐太投手(18)が30日の西武戦(グッドウィルドーム)で先発する。同世代の楽天・田中、ヤクルト・増渕に続く1軍先発デビュー。ドラフト制以降、4月に高卒新人3人が初登板先発を務めるのは史上初めてとなる。

 バレンタイン監督が決断した。開幕前に痛めた左脇腹痛が再発した小野晋吾投手(32)の状態を29日の試合前に確認し「小野は90%の状態。完全になるには数日必要なので大嶺を先発させる」と明言した。大嶺はイースタンで4試合に先発し、計22回で防御率2・86。4試合とも2失点以内に抑えるなど、安定感を見せている。西武との首位攻防第3ラウンドを、150キロ右腕に任せることになった。

 この日1軍に合流した大嶺は「昨日(28日)に言われてびっくりしてます。先輩たちから甲子園のつもりで投げれば大丈夫と言われました」と緊張した面持ちで話した。高卒新人が4月に勝ち星を挙げれば楽天・田中に続きドラフト制後10人目、2人勝利は66年の森安(東映)、堀内(巨人)以来、41年ぶりの快挙となる。「田中や斎藤はあまり意識しないでやりたい」と大嶺。“離島の星”がプロの第一歩を踏み出す。
松坂が海を渡り、スター選手の流出により国内の野球人気の低下が心配されましたが
田中だけでなく、大嶺・増渕・永井・岸・金刃など、ルーキーも頑張ってます
誰かがいなくなれば誰かが出てくる、それが野球の面白さでもあります
ルーキーに主役を奪われないように、先輩達も頑張って盛り上げて欲しいですね!