3連敗で借金生活に転落した王ホークスに、追い打ちをかける緊急事態が発生した。福岡ソフトバンクの和田毅投手(26)が19日、左肩付近の違和感を訴えて戦線離脱、きょう20日に出場選手登録を抹消されることになった。昨年4月に張りを訴えて登板回避した「古傷」とみられ、復帰の時期などは未定。代わって佐藤誠投手(31)が1軍昇格、和田が先発予定だった22日の日本ハム戦(東京ドーム)は星野順治投手(32)が先発登板することになりそうだ。 「負の連鎖」が止まらない。故障者続出で開幕当初の勢いが完全に消えたホークスに、またアクシデントが発生した。先発4本柱の一角を担う和田がリタイア。きょう20日にも出場選手登録を抹消され、緊急帰福する見通しとなった。 和田はこの日、通常通り試合前の練習に参加したが、関係者によると左肩付近の違和感を訴えているという。これを受けて王監督と杉本、高山両投手コーチら首脳陣が協議。長いシーズンを見据えて、治療を優先させる方針を決めたようだ。 回復に要する期間など詳細は不明だが、和田は昨年も4月12日に左肩の張りを訴え、翌13日に予定されていたロッテ戦の先発を回避。この時は出場選手登録は抹消せず、登板を1回飛ばして翌週にはローテに復帰した。古傷の再発かどうかは現時点で断定できないものの、今回は登録を抹消する方向となっていることからも症状の重さがうかがえる。 今季の和田は、ここまで4試合で負けなしの開幕3連勝。チーム最多の勝ち星を挙げている左腕の離脱は、チームに大きな影響を及ぼすことが確実だ。開幕ローテメンバーでは、ガトームソンが右手首打撲で離脱中。エース斉藤和も4試合で1勝1敗、防御率3・91と本調子でないうえ、中継ぎ陣も三瀬に続いて藤岡が再調整で2軍落ちするなど、不安定だ。王監督は「4本柱が機能していない」と頭を抱えていただけに、投壊に拍車がかかりかねない。 この日の楽天戦では4年ぶりに先発した水田が4回途中で降板。10日のロッテ戦で新垣が勝ち投手となって以降、先発には8試合連続で勝ち星がつかなかった。これは斉藤和、和田、新垣、杉内で「先発4本柱」が形成された03年以降、一度もなかった非常事態だ。今後、交流戦までに6連戦が2度、9連戦も一度あるだけに、ローテの再編は避けられない。 和田に代わって、中継ぎ要員で佐藤が昇格する予定。和田が先発予定だった22日の日本ハム戦には、星野が今季初先発することも内定した。野手でも川崎が右手中指骨折で11日に離脱。つながりを欠いた打線はその後の8試合で2ケタ安打が延長戦の1度しかなく、楽天3連戦は合計7得点と沈黙した。まだ4月とはいえ、誤算だらけで借金生活に転落。V候補大本命のホークスが、いきなり窮地に立たされた。これはかなり痛いです
何と言っていいのやら・・・
王監督を胴上げするという気持ちが見れない最近の試合
けが人続出で流れが悪いのは分かりますが、誰かが頑張ってカバーしようと
そんなプレーも見られず・・・
今年はこれからどうなるのか、今シーズンは期待出来ないですね