王監督が、覇気のない若手に激怒した。左太もも裏の張りのため休養中の大村に代わり「1番・中堅」に登用している高卒4年目の城所が3三振中、2度の見逃し三振。リードオフマンに求められる姿勢と正反対の消極的な打席結果に目尻を逆立てた。 「バットを振らないといかん。見逃しても何も起こらんわけだから。ファウルで粘っているうちに真ん中に投げてくることもあるだろう」 109段あるグッドウィルドームの階段を登りきると、1度も足を止めずに帰りのバスの中へ消えた。怒りをあらわにするのは元気な証拠とはいえ、公式戦だけに悠長なことは言ってられない。「なかなかうまくはいかないな。またあした持ち直してやりましょう」と前を向き、必死に気持ちを切り替えていた。精彩を欠いている城所ですが、やはり持ち味は思い切りの良いところ
1番という打順に頭ばかりが働いて、体が動かないのかもしれません
もともと城所は1番打者というよりは6番以降のバッターのような気がします
大村の代わりを務めようとするのではなく、自分の持ち味を生かして頑張って欲しいですね