腰痛で開幕2軍スタートとなったソフトバンクの希望枠ルーキー、大隣憲司投手(22=近大)が2日、投球練習の再開について、今月中旬以降を目標にしていることを明らかにした。大隣は前日1日から2軍の全体練習に合流。2月のキャンプで痛めた腰は順調に回復しており、70~80メートルの遠投を行い、外野のポール間ダッシュもこなしているという。投内連係などの実戦練習には参加していないが「やっと昨日から全体練習に加わることができました。足はダッシュも開始したし、もう大丈夫です。やっと野球ができる体になりました」と2軍合流に表情も明るかった。
 開幕ローテーション入りは確実視されていた大物ルーキーだが、1月の新人合同自主トレ中に右足をねんざ、2月の宮崎キャンプでは腰痛、と相次ぐ故障で開幕1軍さえ逃した。「1軍の試合はテレビで見ています。早く投げたい気持ちは強いけど、焦ってもう1回、繰り返すことだけは避けたい」と練習前にストレッチを入念に行うなど、一連の故障で、プロとしての自己管理の大切さも学んだ。
 今後のブルペン投球、実戦復帰については未定だ。「しっかり順を追って、今月中旬以降にブルペンに入れれば」。夏場以降を見据え、大隣は心身ともにレベルアップしている。 
ドラフトの時期から期待されていたルーキー大隣ですが
シーズンが始まれば、大隣不在でも十分活躍する投手陣
実際に大隣が投げられる状態でローテーを勝ち取ったかは分かりませんが
期待される先発投手なので、焦らずじっくり治して欲しいですね