29日のソフトバンク戦(ヤフードーム)先発予定の楽天・田中将大投手(18)が26日、福岡入り。注目のプロ初登板について「ボコボコに打たれるんじゃないですか」と珍しく弱気を見せた。野村克也監督(71)も、KOなら二軍降格もあることを明かすなど、マー君の周囲が風雲急を告げてきた。 注目のデビュー戦はソフトバンク戦・第3戦の29日。福岡入りした田中が、意外な胸の内を明かした。 「ソフトバンク打線は、1番から9番まで全員を警戒するしかない。ホームランも打たれると思うので、できるだけ走者をためないようにしないといけませんね」 ヤフードームから隣接する宿泊ホテルまでの長い通路で、スーパールーキーがみけんにシワを寄せた。遠投やランニングなどの軽い練習後、相手打線のイメージを尋ねられると「ボコボコにされるんじゃないですか。でも、5回までは投げたいですね」と、なんと自分がKOされることさえ想定していたのだ。 これまでにはなかったマー君の姿。珍しく弱気だ。本当はデビュー戦で三振の山を築きたいところだが、相手はパ・リーグ屈指のソフトバンク打線。多村、松中、小久保が並ぶクリーンアップを考え、制球重視の投球を心がけるつもりだ。 この様子を感じ取ったのか、野村監督も18歳右腕に重圧をかけないよう、控えめに話し始めた。「技術、精神力もまだまだ。他の選手との兼ね合いもあるから、打たれたら(二軍の選手と)代えないといけないかな」 「シーズンを通して一軍帯同」させるとしてきた指揮官も、初めて二軍降格を示唆。田中のデビュー戦は、予想以上にシビアなものになりそうだ。高卒ルーキーだし、これからの選手なので育成の方が大事だと思います
1軍で打たれるのも経験だと思うので、ホークス戦でぜひ、その経験を(笑)
まぁ、楽天は人材不足なので、落ちてもまた上がってくる可能性は高いですけどね