今世紀最強投手陣でV奪回だ-。福岡ソフトバンクの王貞治監督(66)が20日、パ・リーグでは12年ぶりとなるチーム防御率2点台での王座奪還を誓った。打高投低の現代野球では至難の業と言われるが、オープン戦を12球団トップの防御率(2・33)で乗り切った王監督は手応え十分だ。オープン戦を終えてのチーム採点も、キャンプ終了時の辛口評価から一気に90点まで上方修正。4年ぶりのVロードを最強投手陣が支える。 手を伸ばせば、もう届くところにある。以前のホークスなら夢のまた夢だったドリーム防御率。しかし、決して大言壮語ではない。「2点台? いいんじゃないかな。今のウチにとって目標にしていい数字だよ」。3日後に迫った本番を前に、王監督は視界に入れて臨むことを明言した。 6人で70勝 18試合を戦ったオープン戦では12球団トップの2・33。春季キャンプの紅白戦から1点も失っていない杉内をはじめ、競うように結果を残した。「斉藤和を先頭に、攻めるピッチングが浸透している感じだ」。王監督が口を酸っぱくして言い続けてきた投球を実践。王ホークス最高の3・13をマークした昨季の防御率超えどころか、2点台突入も不可能ではない。 パ・リーグでは1995年にオリックス(2・88)と西武(2・98)が達成した2点台。ホークスでは、76年に2・91をマークして以来の快挙になる。「現時点の調子だけで言えば、今はカズミよりも3人(和田、新垣、杉内)の方が自信を持って送り出せる。カズミも調子を上げてくるだろうし、先発4本柱は去年以上に充実する予感はある」と杉本投手コーチは説明。まずはオープン戦で証明してみせた。 杉本コーチのプランでは4本柱で55勝、5番手と6番手で合わせて15勝の計70勝が最低ライン。これはあくまでもノルマだけに、さらなる上積みも当然計算に入れている。「オープン戦でこれだけの成績を残せたのは、やっぱり投手力。負けない野球ができている。何とか3点台をと言っていた時代からすると、何か夢みたいだね」。弾むような王監督の声が、現状を如実に物語った。キャンプの成果には「60~65点」の辛口評価を下したものの、オープン戦を終えて一気にジャンプアップ。「今は85から90点はあげてもいい」と上機嫌で採点してみせた。上方修正の大きな要因は、もちろん盤石を誇る投手陣の存在。今世紀最強の「称号」を得たタカ投が、4年ぶりのV街道を明るく照らす。今のホークス投手陣だと不可能な数字ではないですね
最終的に2点台となれば、4本柱の成績は凄い事になってますね
今年はチーム内から20勝投手が2人でる可能性もあります
タイトル争いも4本柱が上位を占める可能性もあります
先発投手陣がある程度の計算が出来ると
中継ぎも調整・休暇が出来るので、好影響です
そうなると防御率2点台は夢の話ではありません
10年前からすると夢のような話ですけどね(笑)