ソフトバンクの3番多村が愛娘にささげるアーチを描いた。初回1死二塁。2球目のスライダーを完ぺきに捕らえた打球はバックスクリーン右横に飛び込むオープン戦2号2ラン。「打てて良かったぁ~。いいお祝いになりました。帰って電話しますよ」。この日は幼稚園に通う長女の卒園式。試合前に「行きたかったけど、仕方ない。ここで活躍して喜ばせたい」と予告した上での1発。今季横浜から加入し、福岡で単身生活をおくるパパが、最高のプレゼントを届けた。
 オープン戦では4番松中が3本、5番小久保も2本とアーチ攻勢が目立つ。「多村にもう1本出てくれたら」。王監督の願いを伝え聞いた多村は、「あと1本出れば自分の中で納得かな」と、気持ちを高めてこの試合にかけていた。「多村? 良かったね。あっちの方向に打つのが、調子がいいんだ」。今季、ビッグベースボールを掲げる指揮官も喜ばせるひと振りだった。
今まで娘さんの幼稚園行事にはすべて参加した多村
休むのが当然といわれれば、それまでですが・・・
主力ながらもオープン戦休みなしで、そのままシーズンへ
甘えがあったかは分かりませんが、横浜にいた時とは環境も違い
本人の意識も変わり、今年にかける意気込みが見れます
王監督との約束の「フル出場」
オープン戦は休んでも良かったと思いますが、野球に集中してるのでしょうか!?
パパのいない卒園式、きっと寂しかったと思いますが
卒園を祝うHRには多村もホッとしてるでしょうね