プロ野球の西武球団が、アマチュア選手2人に食事代など栄養費の名目で計約1300万円を供与していた問題で、金銭を渡された選手が、東京ガスと早大の現役選手であることが10日、関係者の話で分かった。このうち、東京ガスの木村雄太投手(21)は記者会見し、金銭を受け取っていたことを認めた。
 東京ガス野球部の説明によると、2004年1月から9月まで、月額30万円の計270万円を、同投手の家族が受領していた。同部が事実を把握した同年6月、西武にやめるよう申し入れたが、その後も金銭供与は続いたという。同部は同投手を当面、謹慎処分とした。同投手は昨年秋の大学・社会人ドラフト会議で横浜から3巡目で指名されたが、他球団への強いこだわりを示して入団を拒否していた。
 一方、早大の選手は3年生の野手で、東京六大学春季リーグ戦に備えて現在行われている沖縄合宿には参加していない。早大の応武篤良監督は合宿先の沖縄で「寝耳に水。事実が分からないので何も答えようがない」とした上で、「西武に激しい怒りと憤りを感じる。西武からはまだ何の説明もなく、直ちに説明してくれないと気が済まない。西武は球団を持つ資格がない。(今後の)関係は当然あり得ない」と強い怒りを表明した。
 早大選手が金銭を受け取っていたと認められれば、日本学生野球憲章に基づき、当該選手は退部処分となり、その後日本学生協会が野球部などへの処分を検討する。東京ガスは社会人野球を統括する日本野球連盟に事実関係を報告し、その対応を待つ。
 一方、西武球団の太田秀和社長(オーナー代行)は10日午前、自身の進退問題について、「(社長を続けて)やりたい気持ちは強いが、こういう大きな事態なので。コミッショナーの裁定を待ってからです」と語った。
金銭授受があったのが木村だったとは思いませんでした
横浜も知らなかったでしょうし、入団拒否してもらって良かったかもしれません
木村のコメント「その当時は家が金銭的に苦しかったので、少しでも足しになればと思った。(西武に)入団する名目での親への振り込みだと理解した。」
こういう背景に漬け込んでの金銭授受なら西武のスカウトは最低です
木村にはどうしても横浜を拒否しなければならない理由だったと思います

一方の早稲田3年生、監督も知らないとは・・・
これで4年後の斉藤の西武入団は消えたと言っていいでしょう
西武は無名に近い良い選手を獲って、育てるという
スカウトと育成には定評があっただけに、こういう事実があったのは残念です
そんな事しなくても良かったと思います