ちょっと長いですが、もっとも期待されてる杉内のインタビューです
払しょくするって言ってますが、今年活躍すれば隔年活躍なんですけどね~(笑)
ただ、杉内のコメントには今年にかける意気込みと
今年はやれる!という自信が感じられます
決して順風満帆な野球人生ではない。高校時代は甲子園で松坂に敗れ、プロ入り後は悔しさのあまり、自らの拳を砕いたこともある。杉内俊哉投手(26)は壁にはね返され、何度もつまずきながら、そのたびに大きくなってきた。12球団最強の先発4本柱。その一角を担う左腕は、今度もまた挫折を糧に復活への準備を整えた。王監督から春季キャンプの「投のMVP」に指名された背番号「47」が、再生ホークスの象徴になる。 (聞き手・西口憲一) -春のキャンプを順調に過ごし、オープン戦も結果を出している。 「今年は真っすぐに力がある。それが一番ですね。僕が持っている真っすぐのイメージはキャッチャーミットまで真っすぐ一本の線で行くんですよ。それこそ、ストレートに。ちょっとでもぶれたらダメ。(6日の)阪神戦はシュート回転していた球もありました。それでも抑えられたのは球に力があったからだと思います」 -変化球もいい。 「自分で言うのも何ですが、スライダーとチェンジアップは完ぺきに近いですよ。普通に抑えられる。去年はこんな感覚を持てなかった」 -開幕前から右股(こ)関節の不安があった。 「球そのものに力がなかった。投げているんですよ、自分では。一生懸命、力いっぱい。それでも右足を踏み出すと、どうしてもフワッと力が抜けるんです。体重も乗らないし、ボールにも力が伝わらない」 -一昨年は18勝、沢村賞にも輝いた。体調は万全でなくても、周囲は結果を求めてくる。 「股関節がおかしいなと分かっていても、調子が悪い原因を、はっきりと足には結びつけられなかった。本当はフォームが悪いのかなとか、筋力が落ちてきたのかなとか、頭の中でいろいろ考え込んでしまって…。結局分からないままマウンドに上がったら、足をかばって投げていたんだと思います」 -昨年は6月の交流戦でファーム落ち。ナゴヤドームでの中日戦後に、王監督からはどういう言葉を伝えられたか。 「いや、ちょっと…『リフレッシュしてこい』と(苦笑)。でもね、僕自身も精神的にけっこうきつかったですから。参ってたというか…。何でこう、思う球が投げられないんだって。『1週間後、また投げないといけない』というプレッシャーに負けそうになってましたから」 -自然とストレスもたまっていく。 「マウンドに上がれば、やるしかないな、と思ってたんですけど、そこに行くまでが…ね。今までもありましたけど、去年はそういう苦い経験をしました」 -結局最後まで立ち直れないままだった。 「そうですね。シーズンの最後の試合も投げさせてもらったんですが…。でも、勝てなかった。チームの足を引っ張ったという思いはオフの間ずっとありました。僕が勝っていたら、優勝していただろうし」 -シーズンオフには専属トレーナー(河村茂氏)を雇うなど、新たな取り組みも始めた。 「股関節のことに関係なく、もう一度体を鍛え直そうと思っていたんです。社会人時代(三菱重工長崎)の1年後輩で2年間一緒にやっていたし、彼も左利き。ピッチャーのことはやっぱりピッチャーがよく分かっている。素直に意見交換もできた」 -両手骨折の翌05年に沢村賞。復活を期す今年、当時との気持ちの違いは。 「アピールしようという気持ちは常にありますけどね。キャンプ中、自主トレ期間中もそうですけど、今その時を大事にしようかなと思っています。集中力ですね。今やらなきゃいつやるんだって、言い聞かせながらやっています。試合にしても、練習にしても、その1球をまじめにやっているのとやっていないのでは、10年後にどれだけ差がついているだろうと」 -誰かから考え方のヒントを得たのか。 「うーん…。ふと、感じたんですよ。40歳になった時って、どうなっているんだろうって。40歳で現役でいるのか、それとも35歳ぐらいでユニホームを脱いでいるのか。現役でいるには、練習の内容をしっかりしていかないといけない」 -キャンプ恒例の「朝の声出し」では「(斉藤)和巳超え」を誓った。 「前日に考えたんです。今、和巳さんはプロ野球界で一番の投手。その人を超えるつもりで取り組めば、いい結果が得られるんじゃないかって。一つの目標としてね。和巳さんにはいろんなことを指摘されているんです。いい兄貴分です」 -負けたくないという気持ちは。 「そりゃ、ありますよ。まず自分で考えることは考えて、分からなくなったら、そこで誰かに聞けばいい。和巳さんも、困ったことは「オレも聞くからな」と言ってましたから。実際『今日のフォームはどうやった?』とか尋ねてくることもありますよ」 -自分を冷静に見られるようになった。 「今年に入ってからですね。去年はずっとモヤモヤしてましたから。分からんもんですよね。もっと簡単に投げられるはずなんだけどなと思ってましたね。不安を抱えてマウンドに上がることは、調子がいい時はなかったですから。去年は打たれたらどうしようとか、やっぱり考えてしまいました」 -今年は杉内投手の話をする時の王監督の表情が明るい。 「そうなんですか(笑)。去年僕が勝っておけば優勝できたかもしれない。そのことはいつも頭にあります」 -反骨心ではい上がってきた。 「野球のことはいつも何かしら、考えてますよ。フォームのこととか、もっと体に負担をかけずに投げられるんじゃないかとか。理想のフォームというんですかね。体調バッチリで投げられたら最高ですね。いい時は、本当に打たれる気がしないですからね」 -今年は1試合1試合が勝負になる。 「とにかく、勝つだけですね。それしかない」 -マウンドで勝つイメージはできている。 「うん、まあ、そう…かな。去年よりはあります。ここ(リリースポイント)で力が出るというイメージがあるんですよ、自分の中で。下半身でためた力を、全部ここで『バン』と出す。去年はその感覚が全然なかったですね」 -今年は勝負の年。 「僕は(活躍が)1年置きと言われていますからね。それを払しょくしたいんですよ。今年は今のところ順調にきている。自分を楽しみに、シーズンを迎えたいと思います」本人まで届いている隔年での活躍
払しょくするって言ってますが、今年活躍すれば隔年活躍なんですけどね~(笑)
ただ、杉内のコメントには今年にかける意気込みと
今年はやれる!という自信が感じられます
期待されている分、批判も大きく、去年は大変だったと思います
1週間後、また投げないといけないプレッシャー・・・
体に不安を抱えながら、期待に応えないといけない
でも、結果が伴わない・・・
これは一流選手でしか味わう事がないプレッシャーでしょうね
1週間後、また投げないといけないプレッシャー・・・
体に不安を抱えながら、期待に応えないといけない
でも、結果が伴わない・・・
これは一流選手でしか味わう事がないプレッシャーでしょうね
今年は調子も良く、ここまで順調
見ていても、ストレートにキレがあり一昨年のような投球になっています
4本柱で競い合いながら、ホークスを優勝に導いて欲しいです!!
見ていても、ストレートにキレがあり一昨年のような投球になっています
4本柱で競い合いながら、ホークスを優勝に導いて欲しいです!!