ガタイがよくて、イヤなヤツ。投手からしてみれば、できれば対戦は控えておきたい相手だ。そんな打者がホークスに現れた。「体が大きい割には相手の嫌がるバッティングをするね」。ブキャナンが、王監督にお褒めの言葉をいただいた。 キャンプ序盤はダメダメ外国人。ところが、実戦モードに入って評価は一変した。この日も、持ち前の「対応力」を存分に発揮。先頭で打席に入った2回だ。朝倉に変化球で追い込まれた後の直球をとらえ、左中間をまっぷたつに割った。 「追い込まれるまではボール球を振っていたけど対応力がある。選球眼もいいね」。オープン戦初長打に続き、4回は四球で出塁すると、2死三塁から本多の内野安打で生還。体重104キロの巨漢の意外性に、王監督の賛辞が止まらない。 キャンプ直前の入団会見では「勝つために右打ちや進塁打もやる」と宣言。そのチーム愛は今も不変だ。「追い込まれたら当てることを考えている。打撃はケース・バイ・ケース。走者を進めることもあるし、二塁にいればヒットでかえすしね」。強力クリーンアップの後に控える「6番」候補としても、適材適所のかなりイヤ~なヤツだ。 ■王監督のDVD この日、球場を引き揚げる際に手にしていたのは、王監督のドキュメントDVD。球団から渡されたものだ。「家で、ゆっくり見てみるよ」。キャンプ中、熱血指導してくれた王監督についても学習する意欲は十分。打席でとことんイヤなヤツになって、秋には、胴上げで恩返しする。キャンプ中の記事を見てた時は、正直使えないと思ってました
でもオープン戦で見てから、評価が変わりました
スイングもコンパクトで良いし
選球眼もあり(今日も2四球)、打ちたい気持ちを抑える事も出来るし
日本野球に順応しそうですね!
アピールしなければいけない時期なのに、四球を選ぶチーム優先の考え方
会見でのコメント、ホークスにはこういうタイプの選手がいないんですよね~
若手にもこういう姿勢は見習って欲しいです
たとえアウトになっても、そういう打ち方をしているのを首脳陣は見てます
ブキャナン、6番に座って今と同じようなバッティングをしてくれれば
打線にもつながりが出てきそうですね!