紅白戦で紅組先発を務めた神内が3回無失点と好投した。トレーニングで腰に張りがあったうえ、雨予報に合わせ開始が予定より1時間以上早まったこともあり、初回先頭の本多から連打を浴び無死一、二塁。だが柴原、多村を連続三振で切り抜けると、その後は1人の出塁も許さず3回を計4奪三振で投げきった。 直球の最速は136キロも、チェンジアップが効果的。多村のほか「左打者には初めて投げた」と本間への決め球にも使い空振り三振を奪った。王監督も「チェンジアップが良かった。6番手の可能性? あるね」と満足顔。「意識しない」と言いながら「(高橋)秀も良かったんでしょ? 」と、報道陣への逆取材に対抗心をにじませた神内。オープン戦では3月1日の中日戦に先発予定だ。 高橋秀も一歩も引かない。先発6番手を争う神内の後を受け紅組2番手として登板、負けじと3回無失点。「思い切って打者に向かった。先輩の内角も突けた」と九共大の先輩である柴原、田上にも攻めの投球。同じ3回無失点でも、ボールが先行し2四球と苦しんだ前回16日とは違った。 17日のバントシフト練習の際、2球連続ボールを投げ杉本投手コーチに「(練習から)外れろ」と一喝された。そこから「ブルペンでも1球に集中するようになった」。この日は力ないカウント球を痛打されるケースもなかった。杉本コーチは「緩急があり、両サイドも使えた。こういう投球をしてくれれば楽しみ」と評価。オープン戦では28日ロッテ戦に先発する見込みで「結果を出して生き残る」と必死だ。大隣が空けた先発6番目のいす、一体誰がつかむのでしょうか!?
去年の実績からすると神内ですが、入団から期待されてる高橋もいます
他にもベテラン投手陣もいますし、このポジションも激戦でしょうね