内野の「最激戦区」に4年目の成長株が緊急参戦だ。20日のシートノックで、キャンプ初日から遊撃に入っていた金子圭輔内野手(21)が初めて二塁へ“コンバート”された。内野で唯一レギュラー不在の二塁は、キャンプ中は斉藤秀、本多が務めてきたが、森脇内野守備走塁コーチは新たに金子、松田、本間、稲嶺らも候補として明言。きょう21日の紅白戦から本格的な絞り込み作業をスタートさせる考えだ。 土壇場で守備位置が入れ替わった。オープン戦開幕が目前に迫り、ナインも全開で臨んだシートノック。斉藤秀とともに二塁にいたのは、これまで遊撃を守ってきた金子だった。キャンプ打ち上げを3日後に控えての電撃コンバートだ。 「金子の二塁? あるよ。斉藤、本多もそうだけど、金子も、松田もあり得る。(B組の)稲嶺や本間も含めて、大いに争ってほしいね」。森脇コーチは二塁のレギュラー候補を次々に列挙。三塁で小久保に挑んでいる松田のコンバートの可能性まで示して競争をあおったが、中でも金子の緊急参戦は大きなインパクトを与えそうだ。 昨年までファームの主な定位置は遊撃。今キャンプもシートノック、紅白戦3試合はすべて遊撃を守ってきたが、戸惑いはない。「遊撃と二塁は動きが違うけど、特守では二塁もやってきた。試合に出るためならどこでも守れた方がいい。二塁だと、チャンスも広がってきますから」 現状ではホークスの内野は「一塁松中」「遊撃川崎」「三塁小久保」が基本線で、残る二塁が唯一の空白区。昨秋、今春のキャンプを経て、定位置への挑戦権を獲得した金子も意欲満々だ。「昨年少しだけど1軍を経験して、ますます出たい気持ちが強くなった」。3年目の昨年はプロ初出場初打席初安打を記録しながら、後が続かず。松中とのグアム自主トレで鍛えあげた肉体と俊足、両打ちを武器に、開幕スタメンに狙いを定めた。 全体練習後、メーン球場で金子に50分の特守を行った森脇コーチも、新候補を投入しての競争激化に期待する。「王監督がオーダーに名前を書きたくなるように、みんなどんどんアピールしてほしい」。金子はきょう21日の紅白戦での二塁起用が濃厚。初の開幕1軍を目指して、サバイバルのゴングが鳴る。レギュラー不在のセカンドの記事が無いなぁっと思っていたのですが
金子まで参戦して、激戦となってます
これから始まるオープン戦でレギュラーを決めるんでしょうね
固定されるのが一番ですが、高いレベルで競争して
首脳陣を悩ませて欲しいですね!