横浜から加入したソフトバンク多村仁外野手(29)が7日、「足技」のレベルアップに着手した。全体での走塁練習後だ。二、三塁間で森脇内野守備走塁コーチとの“個人レッスン”に突入。2人で三塁方向を指さしながら、走塁について意見交換した。「走るラインで(走塁は)変わる。森脇さんにはコースどりの話を聞きました。自分の話もして、考えが同じ部分が多かった。(横浜と)コーチが変わって新しいことを学べるし、これからもどんどん吸収したいですね」。キャンプインから1週間が経過。疲労が蓄積しても、走攻守3拍子そろう名手の研究心は疲れ知らずだった。 新天地で日本一になるため0・1秒の世界にこだわる。「コンマ何秒かで走塁は変わるし、そこをどうしたらいいか」と、自慢の足に磨きをかける決意だ。タイミングの取り方、打球の音や方向に応じたコース判断など走りの「総合力」を高めれば、チームの攻撃力アップにも結びつくわけだ。横浜時代から多村のセンスにほれ込んでいた森脇コーチの期待も大きい。「非常に素質を持った選手と感じていた。センスのある人がそういう取り組みをするのはうれしい。数字に表れにくい走塁を突き詰めること、優勝するにはそういう姿勢が必要だと思う」。 打撃練習では第1クールから柵越えを連発し、王監督ら首脳陣の評価は高い。この日は正面からトスしたボールを打つ“小久保流ティー打撃”を取り入れた。「2年前にもやったことがあるけど、それは上から投げてもらったもの。今回のはいいね。実戦的だった」。さらには新型バットも試した。キャンプ初日からのマスコットバットではなく、今オフに試作した試合用の細身タイプ。「ここ10年ほど試合で使うバットは変わらない」ものの、打撃力アップのために挑戦した。「使えない。返品ですよ」と結果には苦笑したが、多村の飽(あ)くなき向上心がにじむ1日だった。 高みを求める姿は、4年ぶり日本一を目指すチームのあるべき姿と見事にオーバーラップしていた。聞くところによると、多村はセンスだけでここ(プロ)まで来たとか・・・
高校時代はあまり練習もしなかったみたいです
それが怪我が多い原因かもしれないですね
ただ、王監督に必要と言われてトレードでホークスに来て、変わったみたいですね
天才が努力をした時、それほど恐ろしいものは無いでしょうね!
今年の多村はやってくれそうです!!
個人的に、多村はトリプルスリーに一番近い選手だと思ってます
ホークスの3番を打つことになると盗塁数はあまり多くならないと思いますが
目標は高く!達成できる力はあるので、トリプルスリーを目指して欲しいです